結婚式は2人が夫婦になるための神聖な儀式でもありますが、同時に人生ではまたとない楽しいイベントでもあります。二度とはないこの機会に愛する人を喜ばせたい、驚かせたいそんな方も多いでしょう。現在では新郎から新婦へのサプライズは演出の1つとしてよく盛り込まれるようになっています。なかにはあっと驚く演出で新婦ばかりか、出席者全員の度肝を抜いた例も…。

ここでは、いくつか実際の例をとりあげたいと思います。

思ったよりも手紙は難しい！？なんと断髪式を決行した花婿も…

手紙

たかが手紙と思うかもしれませんが、実はけっこう新郎にとって難しいのではないでしょうか。なにしろ新婦だけに伝わればいいのではなく、自分がどんなふうに彼女を愛するか、どんな家庭を築こうとするか公に宣言することになるのですから。彼女を感動させると同時に周囲から暖かい拍手がもらえる内容となるとハードルが高いですね。ただ「好き」とか「愛している」という抽象的な言葉だけでは伝わりにくいので、例えば病気のとき優しく看病してくれたとか、落ち込んでいるときに彼女の存在が励みになったとか、彼女のことをすてきだと思った際の具体的なエピソードを披露するのはいかがでしょうか。
自分で読むのは照れくさい、緊張してしまうという場合は、電報を贈るのも手です。司会に読んでもらえますし、一言ですみますのでこちらのほうがお手軽ですね。

プロポーズ

とくに長年付き合って結婚するカップルは、改まったプロポーズの言葉もなく、なんとなく結婚にいたることも少なくないようです。しかし、女性はその一言が欲しいものです。もしも、プロポーズをしていないのなら、これは絶対にお勧め。彼女が感動すること間違いなしです！

手作りの品をプレゼント

ハンドメイドは女性だけの専売特許ではありません。男性は凝り性でとても器用な方も多いので、この機会に彼女にハンドメイトの品をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。ビーズやパールなどを使ったアクセサリーやティアラなどならキットもいろいろと販売していますし、作り方の書いた本もたくさんあります。花嫁にとっては品物そのものより、自分を思って花婿が一生懸命作った姿を想像するのが幸せだと感じることでしょう。

自分にしかできないサプライズ

腰まである長髪だった美容師の花婿が結婚式当日に仕事仲間に坊主にしてもらい、さっぱりした姿で登場するというサプライズをしたという話もありました。これには、花嫁以上に花嫁のお父さんがとても喜んでいたとか。彼も花嫁の家族の思いを感じとって思い切ったのかもしれませんね。こんな自分にしかできないサプライズを考えてみるのもいかがでしょうか？

サプライズとは、特別な気持ちを伝えること

うしてみるとサプライズでは驚かすことも大切ですが、なによりも相手に特別な思いを伝えることが大切なように思います。そういう意味では、やんちゃがすぎて独りよがりにならないことも大切といえるでしょう。花嫁の喜ぶ顔が見たい！その気持ちを最優先にすればどんなことでも失敗はないはずです。