授乳服のパイオニアで知られる「モーハウス」と、ウェディングプロデュースショップ「エクラ」の共同開発で誕生した授乳ウェディングドレス。赤ちゃんを抱っこしながら、周囲に気づかれずにドレスのまま授乳ができるウェディングドレスは、「授かり婚」増加時代のニーズにマッチした新しいスタイルです。
2014年11月8日に、都内で開催された「いいお産の日」のイベントで、授乳ウェディングドレスのファッションショーを開催。ショーには授乳ウェディングドレスを着たAさんが、ご主人、赤ちゃんと一緒に登場し、ステージ上で授乳しました。会場に集まった多くの女性達に感動をもたらしたのです。
出産後のウェディングの喜びとおもてなし
ウェディングプロデュースショップ「エクラ」の山本さんは、授乳服ウェディングドレスのメリットを、花嫁の視点から次のように語ります。
「赤ちゃんが生まれてからの結婚式では、タイミングが大きなネックになりますが、授乳もできるウェディングドレスなら、パーティー中やお式中も赤ちゃんが欲しがったときに授乳できます。また人見知りが始まる前の赤ちゃんなら、式の最中に愚図ることも少ないでしょう。お祝いの席のお客様にも抱っこしていただければ、パーティーもさらなる喜びに包まれますね。」
「結婚と誕生、両方のお披露目を一度にできる産後の結婚式。授乳ができるウェディングドレスなら、花嫁であり母でもある女性の負担も少なくすみます。赤ちゃんの幸福な笑顔で参加者をもてなすことができますね。」
授乳ウェディングドレスで式を挙げたカップル
では、実際に授乳ウェディングドレスのファッションショーでモデルとなったAさんとAさんのご主人の感想はどうでしょう。
「大きくなった胸を圧迫することもなく、自分が綺麗になれたのが良かった。授乳するドレスの胸の部分に、ふんだんに布を使用しているため、周りに見られる心配もなく、ステージ上でも授乳することができました。とても画期的なドレスです。」(Aさん)
「ステージでの授乳には、正直を申しますと、戸惑いもありましたが、結果的に心配無用でした。横にいる私からも妻の胸は見えず、ほっと安心。妻も娘もリラックスして授乳しているのが分かりました。また、産後で体型がまだ戻りきらず、胸周りが大きくなっていましたが、ドレス姿の妻はすっきりして、とても綺麗。まるで聖母マリアのようでした!」(Aさんご主人)
また会場からは「ウェディングを楽しみながら、赤ちゃんが欲しい時に授乳できるのは、自由でしなやか」、「結婚パーティー中に授乳の時間を気になくてよいのであれば、花嫁としても挙式も結婚パーティーもリラックスして楽しめそう」という感想が寄せられました。
赤ちゃんのお披露目も兼ねた新しい「家族誕生」の結婚式。産前の結婚式をあきらめたカップルや、授乳中は無理と思っているカップルに、ぜひ知ってもらいたいドレスです。
「授乳服があれば 子育てはもっと楽しめる」モーハウス
代表 光畑由佳
1997年の2人目の出産後、電車の中での授乳体験を機に、「産後の新しいライフスタイル」を提案するため授乳服の製作を開始。子連れスタイルで子育てと社会を結びつけ、多様な生き方や育て方、働き方を提案する「子連れスタイル推進協会」代表理事。著書「働くママが日本を救う!〜子連れ出勤というワークスタイル」
ウェディングプロデュースショップ エクラ
代表 山本恵
会場を持たないフリーランスのプロデュース会社代表。 「ウェディングを通じて地元を活性化したい」と茨城県に移り住んで、農業に従事する新郎新婦のための「おひさま結婚式」で、「Good Wedding Award 2014」グランプリ受賞。授乳服ウェディングに関しての問い合わせは、エクラへ。