カリフォルニア・ワイナリーウェディングが一躍注目されたのは、2010年タレントの石田純一と元プロゴルファーの東尾理子が、米カリフォルニア州ナパ・バレーのワイナリーで挙式したことがきっかけです。デザイナー・桂由美氏が手掛けたデザインのウエディングドレスとタキシードを着用した二人が、ワイナリーで挙式した姿が報じられ、ワイナリーウェディングのイメージが一気にアップしました。

日本でも増えているワイナリー・ウェィングの本家本元の事情をキャッチしてみましょう。

カリフォルニア・ワイナリーの歴史

カリフォルニア・ワインカントリーの別名を持つナパとソノマは、サンフランシスコから車で1時間ほど北にあり、カリフォルニアワインの生産地として世界的に有名です。250以上あるワイナリーの多くが、ワイン・テイスティングやワインセラーの公開など、観光名所として賑わっています。ナパ・バレーの西に隣接するソノマ・バレーには、100近くのワイナリーがあり、高いレベルのワインを数多く生産しています。

ワイナリーの歴史は、約100年前から。世界的な名声を誇るカリフォルニアワインも、この地から誕生し、継承されています。アメリカ本国だけでなく、イタリアなど各国の移民が創設したワイナリーもあり、特に「カリフォルニアのワイン王」「葡萄王」「バロン・ナガサワ」と呼ばれる日本人・長澤鼎の貢献は今でも語り継がれています。

長澤は江戸時代の薩摩藩士。13歳の時、藩命でイギリスに留学し、後にカリフォルニアに渡ります。1900年、長澤はカリフォルニアのサンタローザにあるワイナリーを買い取り、品質向上に尽力したと言われています。彼のファウンテングローブ・ワイナリーはカリフォルニア州10大ワイナリーの一つ。また米国内のワインコンクールで好成績を納め、英国に輸出された最初のカリフォルニアワインもナガサワ・ワインです。現在、長澤のワイナリーの一部はパラダイスリッジ・ワイナリーとして継承されています。

カリフォルニア・ワイナリー挙式におけるステイタス

ナパとソノマは南仏に似た気候で一年中すがすがしく、特に5月下旬から10月上旬にかけて、毎日快晴。天候に恵まれています。サンフランシスコから車で北へ1時間。なだらかな丘陵と、北カリフォルニアの青い空と、澄み切った空気、そして雄大な風景がどこまでも広がり、特に感動的なのは、夕刻の葡萄畑。あたり一面が黄金の色に輝きます。

田園風景だけでなく、世界各国からのグルメが集まり、一流のレストランでは美食家が舌鼓をしている街の風景も。さらにアメリカ大統領やハリウッドのセレブなども訪れるエレガントな避暑地として有名です。田園風景と都会の洗練された雰囲気を合わせ持つカリフォルニア・ワインカントリー。ワイナリーウェディングは、「稀有」「希少価値」というステイタスを持っています。

カルフォルニアの青い空と雄大な自然に囲まれ、世界に誇るワインと、美食家も唸らせる料理の数々は、ウェディングの最高峰と、アメリカ国内において常に高い人気を誇っています。近年では、日本をはじめとするアジアやヨーロッパからも人気が上昇中。海外のワイナリーウェディングを誇る場所として、現在も君臨しています。