結婚式に招待されたら、せっかくのおめでたく華やかな場、すてきなウェディング写真を撮りたいものですね。特にSNSが浸透してから、招待客の撮った写真が二人の記念フォトに加わることも増えてきましたから、ますます「撮影」に期待されるクオリティーも高まっています。

では、プロにはできない素人ウェディング写真を上手に撮るコツは何でしょうか。
ホテル椿山荘写真室(株式会社ビジュアライフ)のカメラマン・小倉秀樹さんが“基本の基”をアドバイスしてくれました。

「まず、手ブレをしないでピントのきちんと合った写真を残す事だと思います。三脚等が無いのなら、通路の壁を利用したり、テーブルや椅子に乗せるなどして、ブレ防止を意識しながら、撮影することをお勧めします。」ブレてしまうと、せっかく一生懸命に撮った写真も台無しになりますね。
「次に、シャッターを押すタイミングです。シャッターチャンスを狙って撮りましょう。例えば、スピーチが終わった後には、ドラマチックな拍手喝采が起こります。撮影者は、周りの状況をよく見て予測を立てることが大事です。」

例えば拍手喝采の時に、新婦のお母さまが涙をためているシーンなどを予測して、シャッターチャンスを待って撮ると、一期一会の記念に残るシーンがおさえらえます。「予測するためには、もしあれば、ですが、式場内をライブで映し出している大型のモニターや、スタッフやプロカメラマンが使用しているファインダーやモニターを、隅々まで注意して見ているとよいでしょう。」次に何をねらっているかそこからヒントが得られるというわけですね。

もし予測ができないシーンの場合は、どうしたらいいのでしょう。
シャッターを押し続けることで、臨場感が出てきます。使えないものはゴミ箱に入れればいいだけ。気楽な気分で押し続けましょう。画面の収まりの良い写真は安心して見ることが出来ますから、ここでもブレのない写真を心がけましょうね。」

またプロが絶対に真似のできない、「親しい間柄だからこそ撮れる写真」を心がけてみるのもよいかも。
「結婚式が始まる前の控室で、新郎新婦や親族の写真もドラマになりますね。話をしながらシャッターを押すと、自然な表情を撮ることができます。目線が合わなくても気にせず、一瞬一瞬の表情を大切にしましょう。ファインダーから顔をはずして目を見て話をしながら撮ってみることもいいでしょうね。撮影者との会話を楽しんでいる様子が現れますから。」

新郎新婦はじめ人だけでなく、会場全体や、食事、グラスやブーケなど、会場を彩る小物もこまめに撮ることによって、全体のストーリーが出来上がっていきます。
「新郎新婦や親族、さらに招待者のしぐさや表情も、ズームアップしたり、引いてみるなど、メリハリをつけてあげると、さらに臨場感も高まり、ドラマ性も生まれてきます。ぜひ試してみてください。」

プロのカメラマンの想像を超える写真が撮影できると思うと、撮る側もわくわくします。思いかげない写真は、新郎新婦へのサプライズなギフトにもなりますね!