「フォトラウンド」の演出で、披露宴・パーティ中のゲストとの撮影を効率よく、よりハッピーに!

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写真提供:目黒雅叙園

披露宴の盛り上がりが最高潮となる後半、目玉の演出といえば、新郎新婦が各テーブルを回るテーブルラウンドではないでしょうか。テーブルラウンドにはさまざまな種類がありますが、今回は写真撮影をメインとした「フォトラウンド」についてご紹介します。フォトラウンドの内容やより楽しく撮影するアイデア、またスムーズに行うための注意点について考えてみましょう。

index 目次
  1. ゲストとの距離が縮まるフォトラウンド
  2. より盛り上がるフォトラウンドのアイデア
  3. フォトラウンドを行う際のポイント・注意点

ゲストとの距離が縮まるフォトラウンド

フォトラウンドは、披露宴中に新郎新婦が各テーブルを回り、それぞれのゲストと写真を撮る演出です。新郎新婦が座るメインテーブルから自分の席が遠かったり、人が多くてなかなか新郎新婦のそばまで行けなかったりという場合でも、二人が順番に各テーブルを回り必ず一緒に写真を撮れるためゲストからも人気があります。また直接「おめでとう」「来てくれてありがとう」と声をかけられるため、アットホームな雰囲気作りに一役買ってくれます。

フォトラウンドを取り入れるタイミングは、一般的な披露宴では後半に差し掛かったころ。お色直しがある場合、お色直し入場後に行います。入場してそのまま各テーブルを回るという方法も。

より盛り上がるフォトラウンドのアイデア

列席してくれたゲスト全員と写真を撮れるフォトラウンドですが、あまり普段撮影される機会がない人はどうやって映ればいいか困るもの。そこで表情が明るくなるだけでなく、撮影そのものが楽しくなるようなアイデアをご紹介します。

ポーズカード

スナップ写真を撮られることに慣れているゲストが多い場合は撮影で盛り上がりますが、カメラを向けられることがあまり得意でない場合には表情が硬くなりがち。またどのテーブルでもピースサインばかりになると、後で見返すと少し物足りなく感じてしまうかもしれません。

ポーズカードは、イラストや言葉でポーズを指定する大きめのトランプのようなカードです。ピースサインのほか、親指を立てる、みんなでハートを作る、はやりのお笑い芸人のギャグをする、変顔……など、さまざまなポーズや表情のバリエーションを作っておきましょう。テーブルごとの選び方としては、テーブルを回る際に裏返したカードをその場で引いてもらう、各テーブルのゲストの個性に合ったカードを最初から置いておく、といったパターンがあります。

フォトプロップスやバルーン

今や定番となりつつあるフォトプロップスも、フォトラウンドの人気の小物です。紙で作られた眼鏡やヒゲ、リボン、さらに「Bride/Bloom」「LOVE」といった文字を入れた吹き出しなど、カラフルでおしゃれなものを用意してみましょう。市販のほか、簡単に手作りできるためオリジナリティを出したいカップルにもおすすめです。

またハート型や文字をかたどったバルーンもフォトラウンドにぴったり。手が空いているとついピースサインをしてしまう人が多いですが、バルーンを持つだけで華やかで明るい雰囲気になります。

フレーム

まるで写真や絵画から飛び出してきたかのような動きが楽しい、フレームを利用する手も。シンプルな枠を持つだけでもその日の思い出を切り取ったような雰囲気になります。木のフレーム、造花やグリーンを使ったナチュラルでかわいらしいフレーム、紙製のポップなフレームなど、披露宴のイメージに合わせたものを選んでみてはいかがでしょうか。

おそろいアイテム

よりアットホームな写真を残すなら、新郎新婦とゲストでおそろいのアイテムを身に着けてみましょう。サングラスやリボン、蝶ネクタイなど、簡単に着け外しできるものがおすすめです。仲良しグループや上司、親族など、そのテーブルごとに一体感が生まれ、見るだけで思わず笑顔になれるような写真が撮れるはずです。

フォトラウンドを行う際のポイント・注意点

他の演出とのバランス

新郎新婦がテーブルを回る演出といえば、フォトラウンドの他にも、定番のキャンドルサービス、新郎がビアサーバーを担いでビールを注いで回るビアサービス、各テーブルに設置した花瓶のような器に液体を注ぐ幻想的なアクアイリュージョンなどがあります。フォトラウンドはこれらと同じような役割を果たすため、例えば「キャンドルサービス+フォトラウンド」のように2つ組み合わせることはあまりありません。両方行いたい場合には他の演出を削るなど、時間の調整が必要となります。

時間配分

フォトラウンドでは各テーブルを回るため、テーブルの数が多い場合にはそれだけ時間が必要となります。ゲストが大人数となる場合にはそのぶん演出に時間がかかることを踏まえ、全体のプログラムを組むようにしましょう。またゲストが撮影好きであったりお酒をよく飲む人が多かったりという場合にも時間が長くかかりがちです。披露宴のプログラムを考える際は、余裕を持った計画を立てるようにしましょう。

カメラを集めておく

滞りなく楽しくフォトラウンドを成功させるためには、いくつか工夫しておきましょう。司会者やスタッフに協力してもらい、新郎新婦が回る前に各テーブルでゲストのカメラやスマートフォンをなるべく起動した状態で一か所に集めておいてもらうとスムーズです。

専属カメラマンのみの撮影とする方法も

ゲストそれぞれのカメラでの撮影はナシ、専属カメラマンのみの撮影、とするとより時間を短縮することができるため回るテーブルが多い場合にはおすすめです。その場合、カメラマンに撮ってもらった写真を後日ゲスト全員に配る、あるいはその場で配信するなどの案内をし、配慮をしましょう。

回る順番

フォトラウンドでテーブルを回る順番は、基本的に主賓→友人→親族の席となります。ただし席を離れているゲストが多い場合などは、先導スタッフが確認して臨機応変に対応してくれます。「この人とは必ず撮りたい!」というゲストがいる場合には、前もってスタッフに伝えておくといいでしょう。

Text by:Mia

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