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釣書(身上書)、自己紹介書、の書き方・交換の仕方―家族書や親族書についても

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記事

写真提供:ウェスティン都ホテル京都

1. 釣書、身上書、自己紹介書とは?

「釣書」(つりがき・つりしょ)とは、「身上書」(しんじょうしょ)ともいうもので、自分のプロフィールを書いた自己紹介書です。本来は縁談やお見合いの仲介をしてくれる人に写真とともに預け、「このような人物だが結婚相手にどうでしょうか」という意味で相手に紹介していただくというのが趣旨ですが、恋愛結婚が主流の現在でも、両家で交換するというケースが存在します。家族書(親族書)という家族のプロフィールを書いたものも合わせて用意することもあります。
これらの書類については、交換する、交換しない、について地域や人によって考え方が全く異なります。急に相手の親から「釣書を交換しましょう」と言われたり、自分の親から「身上書を交換したら」と言われたらどうすればいいのだろう?と困ってしまう人も多いのではないでしょうか。今回は、恋愛結婚の場合に、相手や相手の親、自分の親に釣書や身上書を交換しましょう、と言われたらどう対応すればいいのか、もし釣書や身上書を交換する場合、何をどのように書けばいいのか、どのような手順で交換すればいいのか、についてご紹介します。

2. 釣書や身上書についてのさまざまな考え方

恋愛結婚で釣書や身上書を交換することは必ずしも一般的なものではなく、必要なものでもありません。関東では身上書、関西では釣書ということが多く、習慣として関東より関西で釣書を交換することが多いようです。自己紹介書程度の場合は地域を問わず、親世代は「一度聞いても覚えられない」「どんな人か書面でプロフィールを知りたい」と考える人も多いため、自分がどんな人か知ってもらうためにお互いに持参したり交換したりするカップルもいます。

肯定意見と否定意見の存在

考え方、受け取り方は人それぞれで、地域などによっても大きな違いがあり、ことによっては摩擦を生じかねないので慎重に扱いましょう。
釣書についての肯定的な意見としては、

  • 「メモ程度の自己紹介、家族紹介。」
  • 「基本的な情報交換。本人に面と向かって聞いたり、覚えていなくて後から何度も聞きづらいので。」
  • 「手紙や贈り物のやり取りの時に名前や住所を確認したい。」
  • 「冠婚葬祭時に顔を合わせるのであらかじめ知っておくと便利。」
  • 「結婚するということは両家が親せきになるのだから親、きょうだいのことなどお互いに確認するのが当たり前。」

というものがあげられるようです。

その反面、以下のように否定的な意見も多く、十分に気を配る必要があります。

  • 「いまどき、しかも恋愛結婚なのに身上書を交換しましょう、と言われて驚いた。」
  • 「学歴や宗教などデリケートな内容を含むので、釣書(身上書)を交換することに抵抗がある。」
  • 「内容次第で結婚を認めない、といったことがあるのではないかと不安、不愉快。」
  • 「釣書を相手に要求することは、本籍地を書くよう求める部落差別であり結婚差別だ。」

3. 両家での十分なすり合わせが必須

釣書や身上書を出す、出さない、というと大ごとのような感じがしますが、もし自分や相手の親が、身上書や釣書を書いてきてもらってと言ったり、またはお互いに交換しましょう、と言う場合は「自己紹介書」、あくまで「親戚になる上での基本的な情報交換」として考えましょう。一方が用意するなら必ずもう一方も用意しましょう。また、両家の意見を合わせて慎重に進めることが大切です。「こちらはおじやおばまで詳しく書いてきたのに、あちらは親ときょうだいだけ簡単に書いてきて気まずくなった」、というケースもあります。同じ形、情報量で準備することが望ましいので、どちらか一方が交換しましょうということなら、新郎新婦がしっかり間に入って、「いつ」「どのタイミングで」「どんな内容について」交換するのかしっかりすり合わせをしておきましょう。

4. 渡すタイミング

恋愛結婚の場合、釣書(身上書)は相手の親へ結婚の挨拶に行ったときに渡す場合がもっとも多いでしょう。相手の親への挨拶はただでさえ緊張します。相手の親も、自分の子どもが結婚したいという相手のことは気になりますが、根掘り葉掘り質問するのも気が引けるものです。釣書(身上書、自己紹介書)に前や生年月日、仕事や趣味のことを書いてあれば、それをきっかけに、名前の由来や生まれた時のこと、両親やきょうだいなど家族のこと、今の仕事や職場、休みの日の過ごし方など、互いに話がしやすくなるでしょう。人となりを知ってもらうよいツールとなりえます。

家族や親族について書いた「家族書」「親族書」は、本来は今後のお付き合いのために結納の場で交換するものですが、結納を行わない場合には、結婚が決まった後の両家顔合わせの食事会の際に釣書(身上書)とともにこれらを交換する家同士もあります。家族で撮った写真も同封すると、より自分の家族の雰囲気を伝えることができていいでしょう。

5. 釣書、身上書、自己紹介書に書く内容

シンプルなパターンの場合は、下記のような履歴書程度の内容でかまいません。

シンプルな内容

自分の姓名(ふりがな)
生年月日
現在の住所
現在の仕事
趣味

趣味について書いておくと、親への挨拶のタイミングで渡す場合にも、話がスムーズに進むでしょう。

より詳細に書く場合は下記のような内容になります。

しっかりめの内容

名前

正確な漢字で、読みづらい名前であればふりがなも書きます。

生年月日

西暦(和暦)○年○月○日、と書きます。

住所
学歴、職歴、現在の勤務先

中学校卒業以降の学歴と学校を卒業した後の職歴、現在の勤務先(会社名・部署名など)。

資格や趣味

資格は、特別な資格や免許以外は細かく書く必要はなく、なければ書かなくてもかまいません。趣味は人となりが分かる部分でもあり、「こんな資格持ってるんだ」「○○が特技なのね」と話題のきっかけにもあるのでなるべく具体的に書いておくとよいでしょう。

その他、病歴やお金の借り入れ、宗教など結婚生活にかかわることがある場合は、必ずしも釣書に書く必要はありませんが口頭でも早めに伝えておくのがマナーです。とくにお金に関わることは相続関係や借金等、本人同士だけではなく親やきょうだいにも関係してくることなので大切な事柄です。

恋愛結婚の場合に、親への挨拶や両家の顔合わせで渡す家族書や親族書については、家族(親、きょうだい)の姓名(正確な漢字)と続柄、在住の都道府県や職業(勤務先ではなく「会社員」「公務員」など)程度でかまいません。

6. 家族書、親族書

家族書、親族書は、結納や顔合わせの会などにおいて、家族の紹介を兼ねて、お互いの家族が話したり質問したりするきっかけになります。ただし、お互いに目の前で確認するかたちになるので、書く内容はごく簡単な項目だけでいいでしょう。親せきの名前(漢字)や生年月日は、結婚後に必要になってくる結婚や葬儀などの冠婚葬祭で顔を合わせる際、進学や誕生日などにお祝いを渡す際、結婚報告や年賀状のやり取りなどの際に役立つことがあります。

より詳しく、正式な家族書や親族書を交換する場合の項目は下記のようになります。

家族書

二親等(※)までの家族の名前(続柄)

同居の場合は祖父母も

住所

親族書

名前(続柄)

祖父母、きょうだい、おじ・おばなど三親等(※)まで

住所

(おいやめいについては記入しないことが多い)

(※本人またはその配偶者から見て、)

1親等:父母、子
2親等:祖父母、孫、兄弟姉妹
3親等:曾祖父母、曾孫、おじ・おば、おい・めい

その他、書かなければいけないわけではありませんが、家や環境によっては家族の最終学歴や、勤務先の部署や役職を書く人もいます。一方、学歴や役職について書くことや知らされることを不快に思う人もいます。書く内容については事前によくすり合わせておきましょう。

7. 手書き・PCで作成別 書き方、用紙、折り方、封筒

釣書は結納で交換する場合など、正式には和紙に筆で書きますが、恋愛結婚の場合で相手の親への挨拶の際に持参する時は、便せんや上質紙に手書き、またはパソコンで縦書きで作成します。

手書きの場合

黒の万年筆やボールペンで便せんや上質紙に縦書きで書きます。下書きや見本をPCで作成し、それを見ながら書くと失敗しづらくなるでしょう。漢字は略字など使わずに丁寧に書きます。

PCの場合

最近はPC作成したものの方が作りやすい、読みやすいという理由からWordなどで書く人も少なくありません。ただし、家や親によっては、もともと釣書は手書きで書くもの、人となりが伝わる手書きの方がよい、などという人もいますのでパートナーにも相談しておいたほうがよいでしょう。
PCで作成する場合も、縦書きで書きましょう。フォントは明朝体を選びましょう。ふりがなが必要な場合は印刷したあとに手書きで追加してもOKです。出力は、A4またはB5用紙がよいでしょう。

PC出力の見本

<シンプルな内容>
記事

<しっかりめの内容>
記事

<家族書>
記事

折り方と封筒

最初に読む部分が上になるように三つ折りにします。封筒は白無地の郵便番号枠がないもので、用紙がB5横三つ折りなら長形4号定形(90×205mm)、A4三つ折りなら長形3号(120mm×235mm)の封筒を用います。表書きはなし、封筒はのり付けしなくてかまいません。

(最終更新日:2018-10-24)

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ライター:aisa

aisa画像文学、ノンフィクション、専門書や絵本まで何でもありの活字中毒主婦。自分の結婚式は神前式(白無垢+綿帽子)の挙式と身内のみの披露パーティー。自分のことは、もう大分遠い日のことにようにも感じますが、様々な切り口で「結婚」という人類の大きなテーマに迫ってみたいと思います。

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