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写真だけの結婚式 Pridal
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結婚写真の前撮りを徹底解説―和装・洋装、どこで撮る?料金、衣裳、準備など知りたいことを全部まとめ

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写真提供:奈良ホテル

「前撮り」、という言葉を聞かれたことがあるでしょうか?結婚式を行う前に、ウェディングフォト(婚礼写真・結婚写真)を撮るので「前撮り」というのですが、この前撮りを利用するカップルが最近増えている傾向にあるのです。ドレスでも和装でも、人生最大の晴れ姿をプロのカメラマンにみっちり撮影してもらえるなんて贅沢ですよね。

結婚式の前撮りは、記念になるだけでなく実はメリットがたくさんあります。今回は、みなさんが前撮りについて知りたいことを6つのポイントに分けて徹底的に解説します。

<目次>

 

1. 前撮りの種類とメリット

1-1. 前撮りとは

結婚式を行う前に、花嫁・花婿の衣装を着てウェディングフォトを撮影することを「前撮り」といいます。「別撮り」、結婚式の後に取れば「後撮り」といったりもします。結婚式当日の撮影をプロカメラマンに頼んでいても、それとは別に前撮りにこだわるカップルもいます。最近は低価格で撮影できる場所が増えたり、結婚式のプランに前撮りが含まれていたりと、前撮りしやすい環境が整ってきているようです。

実際に、みんなのウェディングの調査によると、57.7%ものカップルが前撮りをしたという結果があります。できなかった人の中には、予算の関係で諦めたという意見もあり、事情が許せば前撮りをしたい人はたくさんいることが分かります。※1

一生に一度の結婚式の前に、自分たちの花嫁・花婿姿を素敵にたくさん残したいという想いから、前撮りが選ばれているようです。

  • 前撮りを行ったカップルは4割以上いる!
  • 前撮りしたかったカップルはそれ以上!

1-2. 前撮りのメリット

前撮りのメリットは第一に新郎新婦二人きりのプライベートで写真を残せることです。結婚式では主役の二人はホスト側になるため、あわただしく、写真撮影に集中できる時間は限られています。しかし、前撮りなら写真のみに集中できるので納得のいく写真が何枚も撮れるでしょう。

また、式本番では予算や演出上の都合からお色直しなしというカップルも増えています。その一方、新郎と二人で行う前撮りでは色々な衣装に挑戦したいという花嫁も多く、前撮りカップルが増えている背景の一つになります。本番で着られない衣裳での撮影ができるのも前撮りの大きなメリットになります。

一方、結婚式会場のプランで当日の衣装で前撮りを行うのも一般的です。本番の衣装に合わせたヘアメイクを実際にすることで、事前に好みを伝えることもできるでしょう。結婚式の衣装やヘアメイクでの前撮りは、当日の予行演習になるという意見もあります。さらに、撮影中に衣装やヘアメイクが乱れた時にはスタイリストがすぐに整えてくれます。すべて完璧なショットで写真を残せるのは結婚式本番とは違ったメリットになります。 

  • 前撮りでは写真に集中できる!
  • 本番で着られない衣裳の写真が残せる!
  • 結婚式本番の予行演習にもなる。

1-3. 前撮りの種類

1-3-1. ホテル・結婚式場での前撮り

実際に結婚式を挙げるホテルや式場での前撮りは、当日のイメージが膨らませやすくなります。チャペルでの撮影など本番さながらの臨場感があり、前撮りから気分が高まるでしょう。さらに、屋外でのロケーション撮影を選べる場合は日本庭園やバラ園など、会場の特色的な場所での撮影がゆっくりできるのも魅力です。

カメラマンさんやプランナーさんと当日撮影の打ち合わせも細かくできますし、予行演習を兼ねて前撮りをする人も多いのです。

  • 結婚式当日の雰囲気を予習できる!
  • 二人でゆっくり会場を堪能できる!

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写真提供:奈良ホテル

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写真提供:ホテル椿山荘東京

1-3-2. フォトスタジオでの前撮り

結婚式を挙げるのとは違った場所で前撮りをすることもあります。写真だけの結婚式、フォトウェディングを行っているスタジオであれば、前撮りカップルに対応する場所は多く、経験も豊かで信頼できるでしょう。

スタジオによって、ナチュラル派に強い、和の雰囲気が得意、ペットもOK…といった特徴があります。自分たちの好みに合わせて選べる点が大きなメリットです。結婚式を挙げる場所とは違うテイストの写真を撮ってみたいという人にもおすすめです。

  • 結婚式を挙げる場所と違ったテイストが楽しめる!
  • ペット可などスタジオごとに特色があり、思い思いの撮影ができる!
1-3-3. プロカメラマンに依頼して前撮り

個別にプロのカメラマンに出張してもらい、結婚式の前撮りをすることもできます。自分たちの自由に結婚式の前撮りができるのがメリットです。ロケーション撮影をしたカップルの中で21%の人たちが、思い出の場所で前撮りをしてもらったというデータもあります。※2

また、結婚式の前撮りに慣れたカメラマンを選ぶことで、納得のいく写真が残せるという安心感は大きなメリットです。最近は、ウェディングフォトグラファーとして活躍するカメラマンをネットから探すことができます。(参考サイト アンジェリエ http://ange-lier.com/)カメラマンを選ぶときには、作品集や実績のわかる人を選ぶと安心です。また、事前に打ち合わせができると信頼感が増します。

  • 出張して思い出の場所で前撮りできる!
  • 腕の確かなウェディングフォトグラファーに直接依頼できる!

2. どんな前撮りが人気なの?

2-1. いつ前撮りはする?

2-1-1. 前撮りに人気の季節は?

結婚式の前に行う前撮りは、結婚式を挙げる人の多い4月5月が一番多くなっています。※3 ちょうど気候も良く、桜の花や青葉を背景にできるため、ロケーション撮影にも適した季節です。

逆に1月2月は年間でも最も前撮りを行うカップルが少ない時期になります。肩の出たウェディングドレスで外に出るのは厳しいことも、この時期に前撮りをするカップルが少ない理由の一つでしょう。逆に言うとこの時期に前撮りをすると、キャンペーンや割引が用意されていることもあります。冬の間は、外での撮影は少なくして行うカップルも見られます。

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写真提供:高輪 貴賓館

2-1-2. 前撮りと結婚式本番のタイミングは?

マイナビウェディングの調査によると、前撮りをするのは結婚式本番の1、2か月前が28.1%と多く、次いで3から6か月前が23.4%となっています。

早すぎでも遅すぎでもない半年以内がめどになっているようです。1か月未満に行っているカップルも18.7%はいるのですが、写真の現像やデータの引き渡しに1か月以上かかる場合が多く、結婚式に前撮り写真を使いたいカップルは直前だとあわただしくなるかもしれません。※4

また、マタニティ婚(妊娠をきっかけに結婚すること。できちゃった婚ではなく、授かり婚、おめでた婚、パパママ婚などともいわれています。)では、安定期といわれている5か月から7か月の間に挙式するのが一般的です。※5 その場合、体調と相談しながらですが、お腹の膨らみが目立ってくる前の3か月以前に前撮りをしているケースもあります。安定期に結婚式をして、出産後落ち着いてから婚礼写真を撮る後撮り(または、別撮り)という方法をとることもあります。

2-2. 撮影場所選び

前撮りをする場所は、室内で撮影するスタジオと屋外のロケーションに大きく分けられます。マイナビウェディングによると、6割の人はスタジオ撮影のみ、3割の人はロケーション撮影のみ、残りは両方行っていることがわかります。それぞれに特徴があり、カップルの好みによって選ばれているようです。

2-2-1. スタジオ撮影で前撮り

結婚式場や写真館といった室内にあるスタジオで撮影するスタイルです。スタジオ撮影は、どんな天気であっても均質な写真が撮れるのが特徴です。スタジオ撮影の場合は、着替えと撮影の場所が離れていないことから何着か着たいカップルに人気があります。また、出張費用が不要で、ロケーション撮影よりコストを抑えられます。

施設によっては、誰もいないチャペル内での撮影や、らせん階段・長い廊下など室内の特徴的な場所で撮影する場合もあります。結婚式を挙げるのと同じ施設であっても、雰囲気の違った前撮り写真が出来上がります。和装の場合は、金屏風の前や茶室風の小物などを使って撮ることもあり、スタジオ内でもバリエーション豊かに仕上がります。

2-2-2. ロケーション撮影で前撮り

ロケーション撮影はバラや桜などの花やイチョウなど季節感のある木々を活かした演出ができ、広い芝生の上や白砂の海岸などドラマチックな演出も可能です。屋外での婚礼写真を残したいカップルは多く、ロケーション撮影を行ったカップルとスタジオ・ロケーション撮影両方を行ったカップルの割合を合計すると全体の38.6%にものぼります。※6

スタジオ・ロケーション撮影の両方を行う場合は、施設に併設のガーデンなどへ出て前撮りしているケースも見られます。屋外に撮影スポットのあるゲストハウスなどでは、気軽にロケーション撮影を楽しみたいカップルに応える前撮りプランも豊富にあるでしょう。

また、事前に撮影可能かを確認しておけば、二人の思い出の場所へ出張カメラマンを連れていって、ロケーション撮影することもできます。二人だけの思い入れのある場所へ出向いての前撮りは素敵な記念になります。

2-3. 前撮りで人気のウエディングスタイル

2-3-1. 和装×ロケーションスタイル

最近は伝統的な着物を着た和婚(和装の結婚式)に憧れている人が増えていますが、ウェディングドレスからのお色直しには時間がかかり結婚式では和装をあきらめる人がほとんどです。そこで、前撮りでは和装に挑戦したいという想いを持つ人が多くなっています。

中でも、日本庭園をバックにして色打掛や黒引き振袖などの花嫁姿と、凛々しい花婿の袴姿の写真は日本らしさを大切にした人気の前撮りスタイルになっています。また、桜や新緑、紅葉といった式を感じる婚礼写真が残せるロケーション撮影は人気が高いスタイルです。

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写真提供:八芳園[Photo Tree House]

2-3-2. 白無垢×紋付き袴の伝統スタイル

花嫁は白無垢、花婿は紋付き袴のスタイルで前撮りをするケースでは、祖父母に見てもらいたいという声も聞かれます。結婚式ではウェディングドレスを着る人も、日本の古式ゆかしい婚礼のスタイルにも憧れているようです。神社へ出向いてのロケーション撮影や、二人並んで挨拶をする写真などが人気です。

綿帽子をかぶった花嫁衣装で撮影してくれたり、日本髪に角隠しをしてくれたり、花婿も凛々しく家紋がついた羽織袴をつけたり…純和風の婚礼姿を残せると日本人の誇りも感じられるでしょう。また、小物使いの知識や髪結いなどの技術が必要になる時もあります。きちんとした和装の婚礼写真を残すなら、和婚が得意なスタジオや会場を選ぶようにしましょう。

2-3-3. 結婚式の衣装とは違ったウェディングドレス

結婚式でお色直しにカラードレスも着る人でも、ウェディングドレスは基本的には一着しか選べません。そのため、結婚式とは違う形のウェディングドレスを選ぶカップルもいます。結婚式ではプリンセスラインを選んでいても、大人っぽいマーメイドラインが着たいという人もいるでしょう。そういう時に、前撮りを利用して違ったウェディングドレスを着ることで満足度が変わってきます。

また、作り込んだウェディングフォトにこだわりたい人は、専門の写真スタジオで前撮りするのも楽しいでしょう。個性的なドレスを扱うスタジオで、いつもは選ばないようなドレスを着て撮影すると新しい魅力が引き出されるかもしれません。ドレスコーディネーターが写真映えする一着を見立ててくれるサービスもあります。ドレスのままロケーション撮影をするプランもあり、街中や船上でのドラマのようなワンシーンを実現することもできます。

3. 前撮りの衣装・メイク選びのポイント

3-1. 前撮りで何着着る?

マイナビウェディングによると、前撮りで着る衣裳は女性2着、男性1着が一番多いという結果になっています。※6 男性が1着という結果から見ると、和装か洋装のどちらか一つで前撮りをしていることが分かります。

また、同データによると、新婦に選ばれる衣装NO.1は和装で7割以上になります。みんなのウェディングでも、女性が選ぶ2着の組み合わせでは、「白無垢」×「色打掛」が51%という結果に。※7 一着しか選べないとしたら「色打掛」を選ぶ割合が最も高く、華やかさと日本の伝統が同時に感じられる衣装が一番の人気ということがわかります。

一方、洋装で2着着る場合は、ウェディングドレスとカラードレスの組み合わせが多くなっています。結婚式とは違った衣装を選べば、さまざまな洋装のバリエーションが楽しめるでしょう。

3-2. 前撮りの際の持ち物は?

前撮りでは、衣装はレンタルがほとんどですが、下着類は自分で用意する必要があります。和装と洋装では用意するものが違うため、新しく購入するものもあるでしょう。また、施設によって細かく違いがあり、事前に確認しておくことが大切です。和装・洋装両方のスタイルで前撮りするなら、どちらも必要になります。自分で用意することの多い、一般的なものを下記にあげておきます。

  • 和装(女性)
    タオル(手ぬぐい)3本、肌襦袢、裾よけ、白足袋
  • 和装(男性)
    VやU字に首の空いた肌着、ステテコ、白足袋、バスタオル、フェイスタオル
  • 洋装(女性)
    ストッキング(白かベージュ)、ブライダルインナー
  • 洋装(男性)
    靴下(白か黒)、ウイングシャツ(襟先が小さく折れたフォーマルなシャツ)、肌着

3-3. ヘアメイクは見本を持っていこう

一生の思い出になる写真を残すのですから、ヘアメイクに関しても気が抜けないポイントになります。撮影前に衣装を選んだら、あわせてヘアメイクの打ち合わせをしましょう。打ち合わせの際に結婚情報誌や、女性誌のウェディング特集などからお気に入りのスナップを持っていくとイメージが伝わりやすくなります。

できるだけ自分の雰囲気に近いモデルさんを選ぶと、イメージ通りになりやすいようです。前撮り当日にも担当のメイクさんにその紙を見せ、イメージを確認しながら行うのもポイントです。当日は、プロのメイクが待っているので、メイクは抑えめで行きましょう。本来はすっぴんが一番手間がかからないのですが、ファンデーションや軽めのアイメイク程度なら落としてからメイクを施してくれるでしょう。落とすのが大変なマスカラは、止めておいた方が賢明です。

和装の場合は、ヘアスタイルによってかなり印象が変わります。伝統的な文金高島田か、洋髪かを選ぶ必要があります。多くの和装プランでは洋髪が基本になっていて、日本髪にすると追加料金がかかります。さらに、かつらか地毛かによっても金額は違ってきます。追加料金も踏まえて選択しましょう。

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写真提供:ホテル椿山荘東京

また、ヘアメイクは花嫁のみというところが多く、男性はどうすればよいのか迷うこともあります。前撮りが近くなったら一度美容室髪を整えてもらいましょう。アレンジの仕方を相談しておくと、自分でもできます。心配な場合は別料金で新郎のヘアメイクを依頼することもできます。

3-4. 持ち込みはどこまでOKか

最近は親子で受け継がれた花嫁衣裳を着て前撮りというスタイルも注目されています。このような思い入れのある持ち込み衣装を着る場合、スタジオによっては追加料金が必要になります。また、二人の思い出の品など、持ち込めるアイテムの点数も確認した方が良いでしょう。特にロケーション撮影をする場合には、移動の負担になるため多くのアイテムは持ち運べないこともあります。

和装前撮りの場合、本来はスタジオにあるべき、番傘(和傘)や扇子といったアイテムが揃っているかも確認しておいた方がよく、当日手元が淋しいなということにならないでしょう。また、ヘアメイクの小物としてヘッドアクセサリーや、手持ちのジュエリーなどを使いたい時にも事前に確認しておきましょう。

4. 前撮りに掛かる費用とチェックポイントはなに?

4-1. 前撮りの平均料金とカット数

みんなのウェディングのデータによると、大きな出費になる結婚式を控えた前撮りの費用は6万円から10万円が35%と、一番利用者の多い価格帯になっているようです。ついで、11~20万円が28%。※8 価格はおさえつつも、出来るだけ枚数を多く、またデータやアルバムなど色々な形で写真を渡してくれるところが理想的といえるでしょう。

しかし、一般的な前撮りの場合、撮影枚数は50枚程度に設定されていることが多く、追加すると費用がかかるようになります。それに対して、実際に撮り始めると、満足のいく枚数は100枚以上とも言われ、多くの50枚までのプランだとちょっと物足りないかもしれません。※9 50枚で撮りきるなら、事前にカメラマンと打ち合わせが重要です。取りたいポーズや角度についても共通認識を持つようにしておきましょう。

4-2. 前撮り写真の納品形態

4-2-1. 六つ切り台紙やアルバム

前撮りの撮影が終わり数週間から1か月ほど経つと手元に届くのが、仕上がりの写真です。B5用紙くらいの大きさの六つ切り(203mm☓254mm)の写真を台紙に入れたものは、長い年月を経ても残る大切な思い出になるでしょう。六つ切りの写真を集めたミニアルバムも人気があります。

また、お気に入りの写真を選んだページ数のあるアルバムは、二人の大切な記念になります。アルバムのページ数や装丁の種類については撮影場所によって変わってくるので事前に確認して気に入ったものがあるところで行いましょう。

4-2-2. 撮影データCD・DVD

六つ切りやアルバムとセットで撮影データを購入する場合と、データのみで購入する場合があります。たいていの前撮りを行う業者ではアルバムを買わないと、データも手に入らないことが多く、全データを渡してくれる業者がいればかなりお得ということになります。

データさえあれば、フォトアルバムを作るサイトから自分で編集しながら比較的低コストで作ることもできますし、デザイナーがデータから作り上げてくれるサイトもありますので、データは手に入れておきたいところ。このようなサービスでは、結婚式のアルバムとは違った雰囲気のアルバムを作ることができるのもポイントです。

4-3. 前撮りの見積もりチェックポイント

結婚式と同様、前撮りでも見積もりをもらっておきましょう。結婚式場の前撮りプランでも同様に、追加費用などを考慮しておかないと、前撮りの部分で費用が膨らんでしまいます。特にプラス料金になる衣装のアップグレードについては事前に把握しておきたい点です。事前打ち合わせや試着がなく、1日で撮影まで行うプランでは見た目でついプラン外の衣装を選んでしまいがちです。

また、カメラの持ち込みに追加費用がかかることもあるので、これについても大きなチェックポイントです。無料ならかなりお得に写真を増やすことができます。もし有料でも、金額によっては持ち込んだ方がナチュラルでよい写真が撮れることもあります。

見積もりで注意すべきCHECKポイント!

  • 衣装のアップグレード
  • 衣装の追加
  • 持ち込み衣装・アイテム
  • データ・アルバム料金
  • ポーズプラス料金
  • カメラ持ち込み・撮影料金

4-4. プラン例と参考費用

4-4-1. ホテル・式場で行う場合(前撮りプラン)

帝国ホテル http://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/wedding/plan/plan_other.html

格式ある帝国ホテルで結婚式を挙げるカップルも、そうでない人でも結婚式とは違った衣装の前撮りが可能になるプラン。ロビーなどでスナップショットを撮るオプションは別料金ですが、平日限定で行えるラグジュアリーな婚礼写真が手に入ります。

  • ウェディングフォトプラン
    (基本プラン)洋装or和装1点、美容、着付け、スタジオ写真(2ポーズ) 231,000円
    (アルバム・データ)要問合せ

明治記念館 http://www.meijikinenkan.gr.jp/wedding/plan/post_11.html

明治記念館の前撮りプランは、都内でも屈指の自然環境を誇る明治神宮外苑でのロケーションフォト。イチョウ並木や噴水などの前でポーズをとって映画のワンシーンのような美しい婚礼写真ができます。雨天時は日程調整可能なのもうれしいプランです。

  • 明治神宮外苑ロケーションフォトプラン
    (基本プラン)ロケーションフォト撮影料、洋装1点、ヘアメイク(新郎新婦)、ブーケ、データディスク(70カット以上) 250,000円(税込)
    (アルバム・データ)アルバム仕上げ +40,000円
4-4-2. フォトウェディング専門スタジオで行う場合

スタジオ AQUA http://www.studio-aqua.jp/studio/waso/

手ごろに前撮りができると人気のフォトウェディングができるスタジオチェーンで、駅からも近く便利な立地も魅力です。

  • 和装スタジオ撮影プラン
    (基本プラン)白無垢or色打掛1点、ヘアメイク(新婦)、写真撮影 、台紙写真1冊、着付け、黒紋付、小物一式 7,000円
    (アルバム・データ)アルバム6P 37,000円(基本プラン料金込)
              全データ   47,000円(基本プラン料金込)
              アルバム6P・全データ 57,000円(基本プラン料金込)
    ※和装ロケーション撮影プランでは基本プランが19,800円で、全データ・アルバム20Pのプランで98,000円(基本プラン料金込)となります。

東京装苑 http://www.tokyosouen.com/teien_hama.html

浜離宮庭園『稲生神社』をメインにした和装のロケーション撮影で、2着選べて満足のいく婚礼写真が残せます。また、家族も一緒に無料で撮影に参加可能です。

  • 浜離宮 庭園フォト 2着プラン
    (基本プラン)写真撮影(浜離宮庭園「稲生神社」200枚撮影+和装専門スタジオ10枚撮影)、白無垢or色打掛2点、紋付袴、着付け、肌着、ヘアメイク(新婦、洋髪)、六つ切台紙写真1冊、小物一式 29,800円
    (アルバム・データ) 全データ・六つ切りアルバム 68,000円(基本プラン料金込)
4-4-3. 撮影プラス会食プラン

ホテル椿山荘東京 http://pridal.jp/hotels/chinzanso/plan64.html

日本庭園が素晴らしい結婚式場、ホテル椿山荘東京で和装婚礼写真と一緒に贅をつくしたお食事も楽しむ前撮りスタイル。プラス料金で土日も可能なので、家族を招いて晴れ姿を見てもらってからの会食をプレゼントできます。

  • 和装ロケーションフォトプラン
    (基本プラン)ロケーション撮影(庭園および館内 16ポーズ)、白無垢、紋付き袴、着付け、美容、ヘアメイク(新婦、洋髪)、データ150枚のDVD-R、スナップアルバム1冊、食事(フランス料理 or 懐石料理) 313,000円(追加一人当たり135,000円)
    (アルバム・データ) 基本プランに含む

5. 成功する前撮り撮影のための準備から活用法も教えます

5-1. 衣装を試着しておく

前撮りのサービスを提供している業者によって、衣装を試着できる場合と、そうでない場合があります。衣装のアップグレード料金のことを考えると、できれば試着できるプランを選ぶと安心です。

もともとイメージを持っている人はそのイメージに合った衣装を伝えておくと、目移りせずに決められるでしょう。結婚式の衣装とは違ったものにしたいと考えていれば、本番の衣装を伝えておくと同じ系統のドレスを選ばないように冷静なアドバイスをもらえます。

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写真提供:名古屋観光ホテル

5-2. 写真写りを良くするには

5-2-1. 笑顔は練習できれいになる

一生ものの前撮り写真の主役は、新郎新婦の笑顔です。はにかんだような笑顔から、歯が見えるようなビックスマイルまで、経験豊かなカメラマンの腕前によって自然に引き出してくれます。自然な表情は素敵ですが、笑顔は練習でさらにきれいに見せることができます。鏡を見ながら笑顔を作ることはなかなかありませんが、前撮りの前には笑顔の練習を行っておいてはいかがでしょう。

顔の筋肉が固くなっていると、表情も硬くなります。中指と薬指で優しく口の周り、頬の中心をマッサージして柔らかい笑顔の下地を作りましょう。また、割り箸を使って笑顔のエクササイズは同時に小顔効果があり花嫁におすすめです。割り箸を奥歯で平行になるように噛み、口角を上げるように意識するだけで手軽に行えます。2週間ほど続けると顎のラインもきれいに上がってくるので、撮影日が待ち遠しくなります。

5-2-2. 姿勢の良さは幸せオーラに通じる

新郎新婦ともに、姿勢を良くするだけで堂々とした晴れ姿を残せるようになります。自信のある振る舞いにもつながり、幸せなオーラが漂うでしょう。

なかでも新郎にどっしりとした安定感があると、写真全体が引き締まります。背筋を伸ばす時には肩の力を抜くこともポイントです。長時間この姿勢を保つには筋力も必要になります。多少の筋トレをしておくとカッコいい姿勢がキープできるようになります。

5-2-3. ブライダルエステと前撮りのタイミング

結婚式に向けてブライダルエステをしている新婦も多いでしょう。エステサロンには前撮りの時期を伝えて、当日に向けて間に合うようにシェービングをしてもらいます。

背中のニキビなどのケアも、まずは前撮りの日をめどにスケジュールを組んでもらいましょう。本番まで期間が空いてしまう時は、2段構えでブライダルエステを行っていきます。

5-3. 事前にポーズを練習

5-3-1. どんなポーズがあるのかウェディングフォトを参考に

撮影当日はカメラマンの誘導でポーズをとるのですが、日常的にはしないような格好に照れてしまう新郎が多くなります。スタジオだけでなくスナップショットも加えて前撮りをするなら、他の人の婚礼写真を一緒に見てイメージを膨らませることができます。

特に、欧米では結婚式とは別にウェディングフォトを撮るのは一般的で、ポーズの取り方も慣れています。そういった写真を見て予習することが本番でぎこちなくならないポイントです。人前で密着したり、キスをしたりするのは抵抗があるという人は、カメラマンにあらかじめ伝えておいた方が良いでしょう。

5-3-2. おすすめのポーズ

海外ウェディングフォトは素敵な写真が多いのですが、いざ自分たちが撮影するとなると、照れてしまってできないようなポーズもあります。そこで、等身大で人気のポーズを取入れてみてはいかがでしょう。事前に二人で練習してみると、本番に自信を持って臨めますし、結婚式に向けて二人の気持ちも高まります。

  • おでこをつけるポーズ
  • 膝をついたプロポーズシーン
  • 二人で同時にジャンプ

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写真提供:八芳園[Photo Tree House]

5-3-3. アイテムを使って素敵に演出

ポーズに合わせて事前に考えておきたいのが、演出してくれる小物です。最近流行の、プロップスやガーラントといった写真を賑やかにする小物は撮影側で用意してくれているものもありますが、二人の思い出として使いたいものや希望の物があれば、持ち込み料金の有無と合わせて打ち合わせしておきましょう。そうしたアイテムを使った人気の演出をご紹介します。

  • 赤い糸を小指に絡ませた写真
  • ブーケで口元を隠したキス写真
  • 洋装でベールを風になびかせた写真
  • スニーカ―などお揃いの小物で仲良し写真

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写真提供:高輪 貴賓館

5-4. 前撮り写真の活用法

5-4-1. ウェルカムボード

前撮り写真を使ったウェルカムボードは、衣装・写真・背景とすべてのクオリティが高く、参列者の目を引くことができるでしょう。本番がウェディングドレスなら、和装の写真を飾ることで、両方の晴れ姿を見てもらえます。

また、前撮りでロケーション撮影をしている場合は、開放感のある写真を使った印象的なウェルカムボードが作れます。データを購入していれば、大きめに現像して活用することも、何枚か並べて見せることもどちらも可能です。

5-4-2. オリジナルスライド

最近の結婚式では、オープニング、プロフィール、エンディングで、最大3回映像を流すことが主流です。しかし、スライドを業者に頼むと費用がかさむため、自分たちで作るカップルも最近は増えています。

その際、前撮りの写真データを挿入すると、プロの写真が入ることでハイクオリティな印象が与えられます。スライドの初めと最後の写真をプロ仕様にすることで全体が引き締まり、オリジナルスライドとは思えない感動を呼びます。特にオープニングロールやエンディングロールに使える前撮り写真があると心強いでしょう。

5-4-3. 年賀状・結婚報告

結婚式当日はお酒を飲んで顔が赤くなってしまったり、緊張で表情が引きつっていたりすることも多いものですが、前撮りでは写真に集中しているためきれいな仕上がりになります。そのため、結婚報告のはがきや年賀状に使うのは前撮りの写真が最適です。

データが手元にあれば、簡単なソフトなどでも立派な報告ができるはがきが印刷できます。プリンタがない場合は結婚報告はがきのサイトを活用してもハイクオリティな報告ができます。

5-4-4. 両親や祖父母へのプレゼント

両親や祖父母にプレゼントするなら六つ切りの台紙に入った前撮りの写真がぴったりでしょう。保存しやすく場所も取らないうえに、立派な台紙に挿まれて婚礼写真としても格の高いプレゼントになります。どちらか一方だけでなく、両家の分を用意した方が良いでしょう。

また、ミニアルバムもちょうどよいプレゼントなります。結婚式本番で参加者が集まったアルバムを作る予定があるなら、6ページくらいのボリュームでも十分でしょう。

まとめ

結婚式本番を前にして、前撮りを行ったカップルの8割以上が「やってよかった」と満足しています。※10 結婚式後に撮ろうと思うと、予算的になかなか踏み切れなくなるという意見もあります。

前撮りには相応の出費が必要になりますが、一生の思い出が残せると考えると惜しくはないのではないでしょうか。前撮りをしないで後悔することのないように、どちらかが興味のある場合は二人でよく相談するようにしましょう。例えば、結婚式でドレスから和装にお色直しをすることを考えると、時間的にも予算的にも損ではないかもしれません。二人で折り合いをつけながら、素敵な笑顔の前撮り写真を撮影できると、何年も先まで残る結婚記念になります。

(文・Stylo)

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