今や日本でも授かり婚（マタニティ婚、おめでた婚とも言うようです）は全体の4分の1以上を占め、珍しいことではなくなりました。
授かり婚でネックになるのは、結婚式。妊娠中でも、出産後でも通常の結婚式よりは色々と負担も不安もあります。
選べるとしたら、妊娠中、出産後、どちらにすべきか。それぞれのメリットデメリットを考えてみたいと思います。

妊娠中は、花嫁の体調が最大のリスク

妊娠中での結婚式は、まずは花嫁の体調が万全でなければいけません。
多くは妊娠5ヶ月の安定期に入ってから行うでしょうが、難しいのは妊娠の経過は完全には予想できないということです。たとえば、5ヶ月すぎてもつわりが続く方もいますし、切迫早産の危険が高まり突然絶対安静を言い渡されるケースもあります。
よって、妊娠初期のときに式場に予約をしても、体調によっては式があげられないことが考えられます。妊娠中に結婚式をする場合は、数ヶ月前から念入りに式を探してというのは難しいので、それこそ数週間後でもすぐに予約が取れ、食事のプラン、衣装などもスピーディーに決められることがとても大事です。また、会場、写真撮影時、介添え人などに、妊婦のために特別な配慮のある式場が安心でしょう。
そう考えると選べる式場には限りがあると思いますので、自分なりの理想とする式場やプランのある方には出産前の結婚式はむかないかもしれません。しかし、人生の区切りとして出産前に結婚式をして、その後出産、子育てをするというのは悪くないでしょう。

子供と一緒に結婚式ができるのは出産後ならではだが…

出産後の結婚式では、子供が参加しますので、ロマンチックというよりはファミリー的な暖かな結婚式になります。出産前と違い、衣装が自由に選べるのも大きなメリットですね。
一方、一番のリスクは結婚式自体流れてしまうことです。何故なら、思っていた以上に出産後はとくに女性の気持ちや環境は激変します。とくに初産なら、1日24時間育児に専念せざるを得なくなり、結婚式どころではなくなるかもしれません。男性のほうも、結婚後時間も経ったため、結婚式を億劫に感じるかもしれません。
ですので、出産後の結婚式を考えている場合は、出産前から十分にリサーチ、準備しておいてはいかがでしょうか。赤ちゃんを連れての外出はなにかと手間がかかるものですから、体調が良い場合は妊娠中のほうがずっと身軽で動きやすいはずです。その際は、式場と一緒に子供のお世話を頼める人を探しておくといいでしょう。

撮影、お食事会のみのコンパクトな結婚式もお勧め

結婚式を結婚のスタートの式典とするか、やっぱり自分なりにこだわった結婚式をしたいか。それによって、選択は異なると思われます。しかし、問題はどちらの場合も、結婚式自体しないで終わる可能性も高いことかもしれません。
結婚式を諦めた場合、「子供に結婚式の写真を見せられないのは残念だった…」「結婚式での話が子供にできない…」という声が多くあります。夫婦の思い出として結婚式がないのは後悔する場合があるようです。
大勢を集めての披露宴などは無理だけど、それでも結婚式はしておきたい。そんな方には負担の軽い撮影とお食事会のみのコンパクトな結婚式も人気です。思い立ったときにスピーディーにリーズナブルに式ができますから、妊娠中はもちろん、出産後数年経ってからでも気軽にできます。
（ちなみに、Pridalのプランはすべて、食事と撮影のみなので、準備は非常に短時間で済み、授かり婚向きです！）