より感動的に!より楽しく!プロフィールムービーのための「写真の選び方」
2018-07-16
ゲストに新郎新婦の生い立ちや馴れ初めを紹介するための「プロフィールムービー」は、今や結婚式では欠かせない演出のひとつです。ムービーを業者に依頼する人も自作する人も、上映するための写真を選ぶ作業は必要です。
ゲストに楽しんでもらえるプロフィールムービーを作成するためには、どのような写真を選べばいいのでしょうか。写真選びのポイントをチェックしましょう。
自作する?依頼する?結婚式ムービーを手作りするときのポイント
1. プロフィールムービーを上映する目的を確認しよう
最近では多くの結婚式で、プロフィールムービーを上映するのが一般的になりました。「なんとなく」、「とりあえず」という気持ちでムービーを作るのではなく、まずはプロフィールムービーを上映する目的について考えましょう。目的がはっきりすることで、どのような写真を選べばいいのかがわかるはずです。
ゲストへ新郎新婦の生い立ちを自己紹介する
プロフィールムービーには、ゲストに新郎新婦の誕生から現在までの成長を伝える、自己紹介の目的があります。新郎新婦のことを幼少期から知っている人は、ムービーを見ながら懐かしい時に思いを巡らせることができ、社会人になって知り合った人には、どんな子どもだったのか成長を感じてもらうことができます。
さらに、新郎新婦のお互いのゲストや親族に、どんなパートナーなのかを紹介する役割もあります。場をなごませ、心温まる楽しい気持ちにさせるのが、プロフィールムービーです。
ゲストへ感謝の気持ちを伝える
プロフィールムービーには、成長する過程で支えてくれたゲストに感謝の気持ちを伝える目的もあります。できるだけゲスト全員が写った写真を盛り込むようにし、今までお世話になり、さらに結婚式に来場してくれた感謝の気持ちを込めてムービー作りをしましょう。
両親へ感謝の気持ちを伝える
プロフィールムービーは誕生から現在までの写真を流すため、ここまで育ててくれた両親へ感謝の気持ちを伝えることもできます。幼い頃から現在までの映像を振り返りながら、普段なかなか恥ずかしくて言えない気持ちを、ムービーを通して表現しましょう。
2. 必要な写真の枚数は?
プロフィールムービーの目的がはっきりしたら、いよいよ写真選びのスタートです。プロフィールムービーには、何枚ぐらい写真が必要なのでしょうか?
ゲストが写真をはっきりと認識できて、さらに飽きずに見られるのは、写真1枚あたり6~8秒の上映が望ましいです。例えば5分のムービーの場合は、30~50枚程度が理想的です。ムービーで流れるBGMの長さに応じても、写真の枚数が変わります。
たくさん写真を盛り込みたい気持ちもわかりますが、詰め込みすぎると1枚あたりの上映が短くなってしまいます。逆に写真の枚数が少なすぎると、間延びして退屈なムービーになってしまいます。ゲストが楽しめるように、写真選びの枚数も工夫しましょう。
次の目安を参考に、構成ごとの枚数を選びましょう。
- 新郎の生い立ち:10~15枚
- 新郎の生い立ち:10~15枚
- 二人の出会い:10~15枚
- 前撮り:1~5枚
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3. 構成ごとに写真を選ぼう
誕生してから2人が出会い、現在までのストーリーを上映する「プロフィールムービー」。構成シーンを意識しながら、成長過程に合わせて写真選びをしましょう。構成ごとに次のようなシーンを選ぶのがおすすめです。
幼少期
このパートの写真は多めに入れるのが理想的です。幼い自分の姿はもちろんですが、親の若いときの姿や幼い兄弟姉妹の姿を見せるのも大変盛り上がります。お風呂に入っている写真や水着の写真なども、ゲストを思わず笑顔にさせるシーンです。
- 親との写真(抱っこや入浴シーンなど)
- 兄弟姉妹、親戚、ペットとの写真
- 七五三や入園式など行事の写真
小学生~高校生
このシーンでは、自分を支えてくれた仲間との写真や打ち込んできたことがわかる写真がおすすめです。ついつい写りが良い写真を選びがちですが、どんな子どもだったのかがわかる写真もおすすめです。笑顔だけではなく、好きな食べ物を食べる写真や泣いている写真、ひょうきんな表情をしている写真など、あなたのカラーが感じられる写真もいいですね。
- ゲストで来ている友達や恩師との写真
- 習い事や部活動の写真
- 入学式や修学旅行など行事の写真
大学生~社会人
このシーンの枚数は少なめにするのがおすすめです。プロフィールムービーは幼少期の写真が多い方が、盛り上がります。招待しているゲストが出来るだけ写っている写真を選びましょう。ところどころで集合写真を入れると華があり、視覚的にバランスの取れたムービーが出来上がります。
- 成人式の写真
- サークル活動やアルバイトの仲間との写真
- 旅行の写真
- 職場の人との写真
2人が出会ってから
笑顔で写った2ショット写真もいいのですが、自然な表情の写真や普段の何気ないシーンの写真も素敵です。旅行やデートなど思い出の写真もいいですね。両家の家族と一緒に撮った写真も盛り込みましょう。そしてムービーの最後には、前撮りの写真など2人のとっておきの写真を選ぶと、より印象的で感動的に仕上がります。
- 旅行やデートでの思い出の写真
- 結納や入籍日の写真
- 前撮りの写真
4. オススメは横長の写真
式場のスクリーンは横長なため、写真も横長の方がおすすめです。縦長の写真を選ぶと両サイドに余白ができてしまいます。できるだけ写真を大きく表示するためにも、横長の写真を選びましょう。
5. 歌詞を意識して
ムービーのBGMが決まっている場合は、歌詞を意識した写真選びもおすすめです。音楽の歌詞とリンクした写真が流れると、ゲストにより印象深く残ります。メッセージによっては、ユニークにも感動的にもさせる効果のある方法です。
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ライター:Licca
2人の男の子を育てるwebライター。いろいろなジャンルの情報収集が好きで、趣味はランニングと美味しいお店を見つけること。
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