花嫁さんにとってドレス選びは、特に楽しみな結婚準備のひとつでしょう。特にカラードレスはデザインや色がさまざまで、選ぶのが楽しい反面、迷ってしまう人も多いものです。好きな色やデザインが似合うとは限りません。どんな色やデザインが自分に似合うかわかれば、後悔しないドレス選びができると思いませんか?今回は、人それぞれに似合う色である「パーソナルカラー」についてご紹介します。ドレス選びに悩んでいる方は、ぜひチェックしてくださいね。
自分に似合う色がわかる!ドレスの色に悩んだら「パーソナルカラー」がおすすめ
1. パーソナルカラーとは
同じ服を着ていても、顔色が明るく見える人もいれば、派手に見える人や服だけ浮いて見える人もいます。原因のひとつに服の色が関係しており、魅力的に見せる色、似合う色は一人ひとり異なるのです。
人それぞれに似合う色を「パーソナルカラー」といいます。パーソナルカラーはその人が持って生まれた瞳や肌、髪の色と顔立ちから見つけます。パーソナルカラーがわかれば、あなたに似合う、ドレスやメイク、アクセサリーが客観的に選べるようになります。 しかも似合う服を着ると、以下のような効果が期待できます。
髪:ツヤがあるように見える
肌:若々しく健康的に見える、または透明感が増して見える
顔:輪郭がすっきりと見える
2. パーソナルカラーの特徴
パーソナルカラーがわかれば、ドレスも選びやすくなります。あなたの個性に合った、似合うドレスを着ることで、あなたの良さをより引き出せるでしょう。
パーソナルカラーの2つのタイプ
パーソナルカラーは大きく分けて、イエローベースとブルーベースの2つのタイプに分類されます。オークル系の肌の方はイエローベースが似合う場合が多く、黄みを含んだ暖かみのある色が似合います。アクセサリーはゴールド系がおすすめです。
イエローベースに対して、ピンク系の肌の方はブルーベースが似合う傾向が強いです。青が混ざった涼しい感じの色が似合い、アクセサリーはシルバー系やプラチナ系がおすすめです。
フォーシーズン分類
パーソナルカラーは、前述の「イエローか、ブルーか」の分類に、さらに「ソフトか、ハードか」の要素を掛け合わせることで、春・夏・秋・冬の4タイプにさらに細かく分類され、フォーシーズン分類と呼ばれます。イエローベースはスプリングタイプ(春)とオータムタイプ(秋)に、ブルーベースはサマータイプ(夏)とウィンタータイプ(冬)に分けられます。
イエローベースの中でもクリアで明るい色合いに分類されるのがスプリグタイプです。若々しく華やかでキュートな雰囲気を持ちます。黄緑やイエローなど、暖かみのあるカラフルで明るい色が似合います。
ウェディングドレスも、真っ白よりは、生成りなど黄みがかった白やキュートなデザインがいいでしょう。かわいらしいプリンセスラインやAラインもおすすめで、リボンや花など女の子らしい装飾も似合います。メイクはツヤ感や透明感のある肌に仕上げましょう。ラメ入りのアイシャドウもおすすめです。
ブルーベースの中でもソフトな色合いに分類されるのが、サマータイプです。さわやかで上品、エレガントな雰囲気を持ちます。水色やオフホワイト、ラベンダー色など、ソフトで明るいカラーやパステルカラーが似合います。
シフォンやレースなど、繊細で薄く、エレガントな素材のドレスがおすすめです。マーメイドやスレンダータイプのドレスも似合うでしょう。シルバーのビーズやパールで装飾されたドレスもおすすめです。メイクは粒子の細かいパール入りがおすすめです。肌に赤みがあるので、ローズピンク系も似合います。上品に仕上げましょう。
イエローベースの中でも深みのあるディープな色合いに分類されるのが、オータムタイプです。洗練されて落ち着いた、大人っぽい雰囲気を持ちます。自然を感じさせるブラウンやアースカラー、辛子色など、暖かみや深みのある色が似合います。
ウェディングドレスはベージュに近い落ち着いた白で、シックでゴージャス感のあるドレスもおすすめです。メイクはブラウン系やオレンジ系が肌によくなじみ、似合います。ラメはゴールド系がおすすめです。
ブルーベースの中でもハードな色合いに分類されるのが、ウィンタータイプです。クールでシャープ、モダンな印象を与えます。黒や白、グレーなどのモノトーンや赤、青、黄、緑などのヴィヴィッドでコントラストがはっきりとした色が似合います。
ウィンタータイプは純白のウェディングドレスが似合います。シンプルなデザインで光沢のあるドレスがおすすめです。メイクのリップやチークは、ショッキングピンクやワイン系がいいでしょう。青みのあるアイシャドウも似合います。
3. 自分はどのタイプ?パーソナルカラー診断
その人に似合う色を見つける方法を「パーソナルカラー診断」といいます。診断により、フォーシーズンのいずれかに分類されますが、アナリストによってはさらに細かく分類されることもあります。
パーソナルカラーの診断方法
自分のパーソナルカラーはどうすれば知ることができるのでしょうか?簡易的な診断は、ネットでセルフチェックが可能なサイトが様々あるので調べてみましょう。しかし自分のことを客観的に診るのは難しいものですね。また、診断はノーメイクの状態で行う必要があり、照明の具合によっては正しい診断ができません。
正しい結果が知りたい人は、パーソナルカラー診断を受けてはいかがでしょうか。個人サロンやイベント、美容院などでも行っているところもあります。お近くのパーソナルカラー診断ができる場所を探してみましょう。
おすすめなのは、東京・青山にある『サロン・ド・ルミエール』。ビューティーカラーアナリストの海保麻里子氏が率いるビューティーサロンで、日本全国はもとより海外からも多くの女性が訪れる人気のサロンです。特に「劇的にキレイになる!」と評判の海保氏の予約枠は常にご予約2カ月待ちの状態が続いています。こちらのサイトでは、パーソナルカラーの無料診断も可能です。ぜひチェックしてみてくださいね。
無料診断はこちら → https://salon-de-lumiere.com/personalcolor/test.html (外部リンク)
パーソナルカラー診断の流れ
診断方法は、髪色や肌色、瞳の色をチェックした後、胸元へ「ドレープ」という色のついた布をあてて、顔によく映える色のドレープを探します。例えば「ピンク」のドレープの場合、ビビッドなピンクやサーモンピンク、薄い桜色などさまざまなピンク色のドレープが用意されます。たくさんのドレープの中から、その人が持つ色にどのドレープが一番調和するかを比べ、フォーシーズンのうちどのタイプに属するのかが診断されます。