結婚指輪(マリッジリング)の種類と選び方、買い方、刻印について
ほとんどの夫婦が結婚指輪(マリッジリング)を結婚式で交換したり、挙式をしなくても指輪だけを渡したり、何らかの形で指輪を贈り合っています。結婚指輪は婚約指輪ほど高価ではないものの、買い替えずに毎日身に着けるものなので、耐久性がありシンプルなものを選びましょう。購入方法は既製品、セミオーダー、フルオーダーハンドメイドなどがあり、素材はプラチナやゴールドなどがあります。リングのデザインは、ストレートライン、V字ライン、S字ライン、エタニティリングなどがあり、リングの外側や内側にダイヤモンドやサファイアなど石を埋めたデザインもあります。リングの内側には結婚記念日やアルファベット、メッセージを刻印するのが一般的です。以下に詳しく見ていきましょう。
マリッジリングは、エンゲージリングとともに古代ローマ時代に婚約した二人の間で鉄の輪=「永遠のシンボル」を交換したことに由来すると言われています。日本では1960年代以降、結婚指輪を交換し、指にする習慣が定着してきて、現在ではほとんどのカップルが結婚式で指輪を交換しています。結婚指輪、マリッジリング、ブライダルリングという呼び方もあります。
1. 結婚指輪(マリッジリング)の購入方法・スケジュール・相場
マリッジリング(結婚指輪)は基本的には毎日一生身に着けるものなので、ふだんの服装や生活に合う飽きのこないシンプルで丈夫なものを選びましょう。挙式で指輪を交換するので、挙式の3か月前くらいには準備を始めておきましょう。
1-1. 購入方法
フルオーダー
デザインを起こすところから指輪をつくる。完成まで時間がかかる。
セミオーダー
いくつかあるパターンの中から素材とデザインを組み合わせて指輪をつくる。
既製品
店頭に並んでいるものから選ぶ。サイズ調整に2週間~1か月かかる場合も。
セルフメイド(自分でつくる/手作り)
彫金工房やジュエリー工房、指輪工房などで、二人で指輪をつくる。新婦に内緒で新郎が手作りして当日サプライズという人も。作成方法や素材などによって異なるが、2~3時間で当日持ち帰れるところや1か月程度かけて完成するものなど。
1-2. スケジュール
指輪は注文してから受取るまでに時間がかかります。結婚式で交換する場合などは特にスケジュールをよく考慮して購入準備をしましょう。
1-3. 結婚指輪(マリッジリング)の相場・費用
平均的な相場は2本で20万程度のようです。ダイヤモンドを埋め込んだリングだと2本で30万円以上になるものが多くなります。多くのカップルが、新郎の指輪は新婦が、新婦の指輪は新郎が購入し結婚式で交換しています。
2. 結婚指輪(マリッジリング)の素材、デザイン、選び方のポイント
2-1. 素材
結婚指輪は毎日するものなので、最も人気がある素材は汗や酸に強く変色しにくいプラチナです。プラチナの結婚指輪のほとんどに「Pt950」や「Pt900」とプラチナの純度が表示されていますので確認しておきましょう。その他にピンクゴールド(金に銅を混ぜたもの)やホワイトゴールド(金にパラジウム等の金属でメッキをほどこしたもの)、イエローゴールド(金に銀や銅を混ぜたもの)、プラチナとゴールドの合金などがあります。
2-2. デザイン
ストレートライン
まっすぐのラインで最もシンプルなデザイン。
V字ライン
V字にカーブしたデザイン、指を長く見せてくれる。
S字ライン
ウェーブデザインともいう。指のカーブにフィットするデザイン。
エタニティリング
小粒のダイヤなどをリングの周囲に埋め込んだデザインなので、日常生活に取り入れやすい。半分だけ石を埋め込んだハーフエタニティも。婚約指輪と結婚指輪の二つリングは不要、エタニティリングだけしたいという人も増えている。
セットリング
エンゲージリングとマリッジリングがセットになったもので重ね付けできる。ふたつをぴったりを合わせられるタイプや、夫婦の指輪を合わせると一つのモチーフが現れるものなど。
その他に、新婦のみ内側に小さな石(ダイヤやサファイア)を埋めるシークレットストーンや、表側に小粒のダイヤや誕生石を埋め込んだデザインも。ただしその場合は引っかかったり、石が取れてしまうのを気にしたり、日常生活の中で支障がないかどうか試着の時に確認してみましょう。
2-3. 結婚指輪(マリッジリング)選びのチェックポイント
二人で基本的なポイント(予算、イメージ)を相談した上でいくつかのお店で指のサイズを測ってもらい、実物を見せてもらって試着をしてみましょう。
- 試着をして着け心地のよいもの。
- 予算に合うか。
- 素材は何か。
- 飽きがこないシンプルなデザインか。
- サイズ変更など店のアフターサービスはどうか。
3. 刻印の文例&注意点
刻印を入れられるリングかどうか、文字数の制限は何字か最初に確認しましょう。日本語か英語、フランス語やラテン語を選ぶ人も。短いメッセージか結婚記念日などの記念日、二人のイニシャルが定番です。
日本語のメッセージ
「永遠に」
「大切なあなたへ」
「最愛のあなたへ」
「愛をこめて」
「ふたりで」
英語のメッセージ
「Forever love」(永遠の愛)
「Love forever」(愛は永遠)
「With love」(愛を込めて)
「With you」(あなたと共に)
「All of my love」(私の愛)
イニシャルや記念日の組み合わせ
新郎のイニシャル & 新婦のイニシャル 例:K & A
記念日 新郎のイニシャル to 新婦のイニシャル 例:2017.5.30 K to A
記念日 新郎のイニシャル & 新婦のイニシャル 例:2017.5.30 K & A
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