1. ゲストハウスウェディングのメリット・デメリット
海外の邸宅のような一軒家にゲストを呼んでアットホームな結婚式ができる「ゲストハウスウェディング」。プライベートな空間で新郎新婦もゲストも自由にゆったりくつろげるのが最大の魅力です。メリットとデメリットや費用などを考慮しながら検討してみましょう。
ゲストハウスウェディングのメリット
- 1日1組~2組限定で貸切ということが一般的で、他の結婚式を気にせずプライベート感を満喫できる。
- 海外の映画のウェディングパーティ―のようなおしゃれな雰囲気を味わえる。
- 複数の部屋やスペースを使えるので広くゆったりとして開放的。
- ガーデンやエントランス、噴水やプール、大階段など建物と敷地すべてを使った演出が楽しい。
- クラシカルで歴史ある洋館など、建物自体に価値がある会場がある。
- フォトスポットがたくさんあり、いい写真がたくさん撮れる。
- アットホームな雰囲気なのでゲスト同士、両家の親族同士が仲良くなりやすい。
- 1.5次会や2部制の披露宴の会場として、1日を通して借りることができる。
ゲストハウスウェディングのデメリット
- 全体的に費用がかさみがち
- 天候に恵まれない日は空間を生かしきれないことがある。
- 持ち込み不可であったり、持ち込み料が高額な場合がある。
- 広い敷地を有していることが多いため、駅からのアクセスがよくないことも。シャトルバスを出してもらえるかどうかや、ゲストの宿泊先や移動手段を考える必要がある。
- 階段で建物内を移動するゲストハウスの場合は年配者や子どものゲストのケアが必要。
- スペースが広すぎないか、狭すぎないか、控室や駐車場、化粧室などの設備が十分かどうか入念なチェックが必要。
- 年配者には「結婚式の会場」としてはなじみが薄くなので、親や親族の理解が要る。
2. ゲストハウスウェディングの相場・費用
ゲストハウスの結婚式の平均費用は50名の場合で約243万円(※)で、他の結婚式場(ホテルやレストランなど)よりやや高めです。ゲストハウスの多くが結婚式のためだけにある施設で1日1組~2組限定で結婚式を行い、一軒家やガーデン、プールなど広く充実した設備や空間を貸切で使うため、費用がかかる傾向があります。また、衣裳や外部カメラマン、披露宴で流すVTRなど持ち込み不可、または持ち込み料が高いところもあり、費用を抑えるために自分でできることは自分で・・・と思っても叶わないことがありますので会場選びの際にしっかりチェックしましょう。
3. ゲストハウスウェディングの流れ
挙式スタイルは人前式か敷地内のチャペルでの教会式の式がほとんどのようです。人前式ならゲストに囲まれながら好きな場所で自由な方法で行うことができるので、新郎新婦とゲストの距離が近いゲストハウスウェディングの特長をより一層生かせます。披露宴の食事も着席式、ブッフェ式、立食式とどのスタイルでもOK、天候に恵まれればガーデンやテラスで食事も○
4. ゲストハウスウェディングの演出
テーマカラーや季節、テイスト(「ゴージャス」「ナチュラル」)を決めたり、「海」「音楽」「サッカー」などのテーマを決めて二人のイメージに合わせて開場の雰囲気を作りこめるものゲストハウスウェディングの魅力の一つです。また、エントランスや階段、化粧室、テラスやガーデンなど、建物や敷地全体を自由に使って装飾や大掛かりな演出が可能です。二人のテーマやコンセプトを決めてプランナーと相談しながら自由な発想でオリジナリティの高い結婚式を目指しましょう。デザートブッフェやバルーンリリース、ブーケトスやフラワーシャワーなどの定番の演出も、テラスやガーデン、プールなど屋外で行えばより一層素敵な演出になるでしょう。その一方で、広い空間を装飾するため、花代や装飾費が当初の予定の費用の数倍になってしまった、なんてことも少なくありません。すべての場所をまんべんなく飾るのではなく、「ここだけは力を入れたい」「この演出は外せない」をいう優先順位をはっきりさせておくことが大切です。