親族や友人など、ゲストに小さな子どもがいる場合は結婚式で退屈してしまわないかが少し心配ですよね。また子どもを持つ親にとっても、「うちの子、ちゃんといい子にしていられるかな…」というのは悩みの種。ゲスト全員に楽しんでもらい、ほっこりとアットホームなウェディングにするためのポイントをご紹介します。
子どもを招待しやすいウェディングのススメ
プログラムに参加してもらう
結婚式や披露宴には子どもが参加できるプログラムがいくつかあります。年齢や子どもの性格に合った役割をお願いしてみてはいかがでしょうか?おめかししてウェディングのお手伝いをすることは、子どもたちにとっても特別な思い出となるはずです。
リングボーイ・フラワーガール
挙式で結婚指輪を載せたリングピローを運ぶリングボーイと、花嫁の前を歩いて花びらを撒くフラワーガール。欧米の結婚式ではおなじみですが、近年日本でもそのかわいらしさで人気がある演出です。
どちらもバージンロードをまっすぐに歩く必要があるため、たくさんの人に注目されても怖がらない4歳から10歳くらいの子にお願いするといいでしょう。リングボーイ・フラワーガールという名称が一般的ですが、女の子がリングベアラーとして指輪を運んだり、男の子がフラワーボーイをしたりしても問題ありません。女の子は小さな花嫁さんや花の妖精のようなドレス、男の子は蝶ネクタイとハーフパンツがおすすめです。
花束プレゼント
披露宴の中で子どもに登場してもらうなら、子どもたちからの花束プレゼントがぴったりです。小さめのブーケを持って登場してもらい、新郎新婦に手渡す役目です。無事に渡すことができたら新郎新婦と記念撮影をし、お返し(おもちゃやお菓子など)をプレゼントしましょう。人数は決まっていないため、何人かで手をつないで出てきてもらっても、かわいらしい演出となります。
Photo:Josh McGinn
子どもに演出を頼む際のポイント
結婚式や披露宴内で子どもたちに登場してもらう場合は、なるべく早い時間のプログラムに組み込むようにしましょう。後半になると飽きてしまったり、眠くなってしまったりする可能性があるためです。また依頼していた子ども以外にもお手伝いをする子が出てきた場合などを想定し、お返しのプレゼントは多めに用意しておくと無難です。
パパとママをサポートする気づかいを
大人にとっては見どころや感動のシーンが多い結婚式でも、子どもたちにとってはすぐに退屈に感じてしまうかもしれません。受付や披露宴会場のテーブルに、その子が好きなキャラクターグッズや塗り絵のようなおもちゃ、ちょっとしたお菓子を用意しておきましょう。
また、子ども用のいすや食事、子どもが自分で使いやすいフォークやスプーンを用意してもらう、など会場にも協力してもらいましょう。
ぐずったり泣いたりしてしまう年齢の子どもがいるゲストの席はすぐに外に出られる出口近くや、ベビーベッドを用意してもらった壁の近くなどがおすすめです。
他にも授乳室がない会場の場合は一室授乳室として部屋を用意してもらう、ミルク用のお湯を入れたポットや離乳食用の入れ物を準備してもらうなど、子どもだけでなくパパママが気兼ねなくパーティーを楽しめるよう配慮したいものです。