「結婚式を挙げたいけど予算がない」とお悩みの方も多いと思います。結婚式・披露宴の予算は平均で300万円と言われています(*1)。ご祝儀もあるので全額出費というわけではないですが、それでも、数十万~100万円前後の持ち出しの出費が発生するのが現実のよう(*2)。費用が貯まるまでと先延ばしにするのも良いですが、二人にとってのタイミングも重要だと思います。先延ばしにしなくても、工夫次第で少しでも安く結婚式を挙げることは可能です。少ない費用でも、安っぽくならずに理想の結婚式にするためのポイントを解説します。
平均予算300万!結婚式・披露宴費用を少しでも抑える5つのポイント
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1. 式場が安くなるタイミングを知る
まず重要なのは、結婚式を挙げる時期選びです。春や秋などのブライダルシーズンに比べ、夏や冬など人気のない季節には、式場や会場が安くなる場合も多く、格安プランが用意されている所もあります。六輝にこだわりがないのであれば、「仏滅」の日などを選ぶことで、更に費用を抑えられます。また、「夜」の時間帯も狙い目。ナイトウェディングと称して、通常よりお安いプランを提供しているホテルや式場も多くありますのでチェックしてみましょう。
2. 持ち込み無料の会場がおすすめ
ドレスやブーケ、様々な小物を出来るだけ自分達で用意して会場に持ち込めば、かなりの節約になります。持ち込み費用がかかる所も多いですが、会場によっては無料の所もあるので、そちらが狙い目です。会場によって持ち込み可能なものが変わってくるので、しっかりと事前に確認しておきましょう。価格を抑えるだけでなく、自分達で持ち込む事により、よりこだわった理想を追求することができるというメリットもあります。
3. 自作できるものは自分達で!
自作できそうなものは、なるべく自分達で自作するようにすれば、かなりの経費削減になります。席次表や席札、料理のメニューなどのペーパーアイテムは、パソコンとプリンターさえあれば、比較的簡単に作れるので、それらだけでも自作してみてはいかがでしょうか?自分達のカラーが出るので、温かみのある演出にもなり、招待客にはむしろ喜ばれます。
4. 思い切って友人を頼ってみる
ウェルカムボードやプロフィールビデオ、披露宴の司会や撮影など、思い切って得意そうな友人に頼んでみるというのもありだと思います。おめでたい席なので、きっとこころよく引き受けてくれると思いますよ。友人にやってもらう方が、長年の付き合いのある分、心のこもった物になると思います。ただし、忙しいなか時間をとってもらうわけですから、それなりの心のこもったお礼をお忘れなく。
5. 重要な事に絞って計画を立てる
せっかくの結婚式なので、あれもこれも!と欲張りたくなる気持ちもあると思いますが、「本当に重要なものだけ」に絞ると、予算も抑えつつ、質の高いものにすることが出来ます。招待する客を、今深い関わりのある人のみに絞った少人数の式にしたり、挙式と披露宴の両方を必ずしも行わなくとも、挙式だけや、パーティのみにしたり。写真撮影と親しい人との食事会だけにするだけで、劇的に費用を抑えることもできます(写真と食事会だけの結婚式「Pridal」ホテル椿山荘東京プランは、2名様/ ¥226,000~)。重要なものだけに絞ることで、コストを抑えながらも満足度の高いものになると思います。
*1 「 みんなのウェディング白書 2015」結婚式・披露宴で実際に支払った金額はいくら?
*2 「 みんなのウェディング白書 2015」結婚式・披露宴の費用で、最終的にふたりで支払った金額はいくら?