フォトウェディング人気の2つの理由

通常の挙式・披露宴の相場は、200~300万円と言われています。普通に生活していれば、あまりしない規模の出費ですよね。経済的に無理をしてでも結婚式をやろうと思う人はどんどん減っています。しかしフォトウェディングならば、衣裳を着た写真撮影だけなので、費用は数万円台~と圧倒的に安く収まります。これがフォトウェディング人気の理由の1つ。

もう1つの理由は、慣習に即して儀式(挙式や披露宴)を執り行い、親族や友人に義理立てをするということそのものへの煩わしさ、準備の煩わしさへの懸念、があるでしょう。フォトウェディングであれば、結婚はがき1枚で挨拶は済ませられますし、準備の労力や期間も圧倒的にコンパクトに済みます。しかし、記念に二人で写真を撮るだけで本当に十分でしょうか?

子どもの結婚における親のホンネ

子どもが結婚したが、挙式・披露宴は行なわず、記念に撮った写真だけ見せてもらったという親御さん・・・。スタジオで撮った結婚写真付きの「入籍しました。」という結婚報告ハガキを受け取った親族・・・。若い世代なら「そういうスタイルも多いし、アリ」で済むものの、結婚式はするのも呼ばれるのも当たり前だった上の世代には、「やっぱり子どもの晴れ姿は自分の目で見たかった」、「なんだか物足りなかった」、「どんな人と結婚したのか写真だけでよくわからなかった」など、寂しさや不満が多少なりともあるという声を聞きます。

やはり親は、「結婚衣装を着た自分の子どもと結婚相手の幸せそうな様子が見たいし、その姿を他の人にも見てほしい」、「向こうの家族や親せきに直接会って今後のお付き合いをお願いしたい」、と思うものですし、叔父・叔母にいたっても、「生まれた時から可愛がってきた○○ちゃんがどんな人と結婚したのか会ってみたい」「自分も一緒に○○くんの結婚をお祝いしたい」という気持ちがあります。また、結婚してからは案外集まるきっかけのない両家。結婚式をしない場合、初めて顔を合わせたのが親族の葬儀でろくに挨拶もできなかったということも少なくありません。

新郎新婦は、挙式・披露宴準備が煩わしさから解放されるいっぽうで、心を尽くして家族や周りの人にけじめや感謝を示すという機会を失ってしまいます。

結婚式をあきらめない、ワンランク上のフォトウェディング

そこで提案したいのが、ホテル・式場でフォトウェディングを行って、結婚写真の撮影といっしょに少人数での披露宴やお食事会を開く、というスタイル。もちろん格安の写真スタジオで写真撮るだけよりもコストは上がりますが、一般的な挙式・披露宴に比べれば圧倒的に低予算でおさまります(後述のモデルプランを参照)。招待するのも少人数なので、招待状や引き出物の準備の手間も少なく済みます。このような、フォトウェディングと食事をセットにするというスタイルは「八芳園」、「グランドハイアット東京」、「ホテル椿山荘東京」、「ウェスティン都ホテル京都」などの高級・人気ホテルや式場で実施が可能。

憧れのホテルや式場なら、写真や衣裳の質や料理の味も心配することなく、ホスピタリティの高い接客サービスで招待客も大満足のおもてなしができるでしょう。会場がホテルなら遠方から来るゲストが宿泊することも可能。ラグジュアリーな館内でゆったりとした一日を過ごせるでしょう。庭園が自慢の会場ならスタジオ撮影の婚礼写真だけではなく青い空の下、太陽の光に輝く緑を背景にロケーション撮影を楽しむこともでき、残せる写真の充実度は抜群です。ドレスや着物などの衣裳についてはクオリティへの安心感のみならず、ラインナップが豊富で選択肢が幅広いのも嬉しいところ。また格安のフォトウェディングと違い、高級ホテルや式場であれば、事前の試着ができる場合がほとんどです。ヘアメイクや着付けなどスタッフの技術も高いことが期待できます。いいことづくめですね。

さてここで、このスタイルを利用したモデルケースを考えてみましょう。

モデルケース 「ホテル椿山荘東京」12名、和装で厳かに

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それぞれの家族や親族を5人ずつ、新郎新婦含め、総勢12名の参加者とします。会場は東京都内のホテル・式場として最高の格式を誇り、人気も高いホテル椿山荘東京をチョイス。衣裳は和装で揃え、新婦は白無垢、新郎は紋付袴をチョイス。開催日はお得な料金になる平日に設定。


  • 人数:新郎新婦、招待客10名、総勢12名
  • 会場:ホテル椿山荘東京
  • 衣裳:白無垢・紋付袴
  • 開催日:平日

以上の条件を揃えた基本プランとして、ホテル椿山荘東京では「和装プラン」、「和装ロケーションフォトプラン」の2つがあります。前者は館内のフォトスタジオでの撮影のみ。後者は、豪華なホテル館内各所や由緒ある素晴らしい庭園でのロケーション撮影が可能。せっかくなのでたくさんの記念写真を残したいという方は迷わず後者「和装ケーションフォトプラン」をチョイスしましょう。150カットの撮影データがDVDで受け取れ、スナップアルバムも1冊ついてきます。和装ロケーションフォトプランの料金は新郎新婦の2名が313,000円、ゲストの追加は1名毎に13,500円とのことなので、この時点の合計を計算すると448,000円ということになります。


  • 基本プラン:和装ロケーションフォトプラン
  • → 313,000円+13,500円×10名=448,000円

お食事は、日本料理と、フランス料理が選べます。どちらも料金は同じ。衣裳を着用したままの食事はオプション料金で利用可能ですが、着替えをして自分の服で食事会にのぞむ場合、プラス料金はかかりません。


  • 食事:日本料亭錦水、または、フランス料理
  • オプション:なし
  • → 0円

ウェディングドレスや和装などの衣裳ラインナップも豊富に取り揃えているホテル椿山荘東京。白無垢だけでなく、色打ち掛けや、引き振袖もオプション料金(プラス5万円)チョイスできますが、ここは最も格式の高い憧れの白無垢で。白無垢は基本料金のままで着用可能です。せっかくの白無垢ですから綿帽子もかぶりたいですね。綿帽子はオプション料金が30,000円となっています。これで文金高島田のかつらも着用することができます(基本料金のままの場合は洋髪スタイル)。


  • オプション:綿帽子、かつら
  • → 30,000円

基本プランの「和装ロケーションフォトプラン」に、以上のオプションを追加し、費用を合計すると、合計は、478,000円(税込)となります。


  • 合計:
  • → 478,000円(税込)

まとめ

このスタイル、このお値段ならば、けじめとしての結婚式をコストを理由にあきらめることなく行えるかもしれません。ホテル・式場であれば、写真や衣裳、料理や接客など、あらゆる面で最高水準のクオリティを追求することができます。同時に、準備の手間を最小に抑えながらも、親や親族などお世話になった方に結婚相手をお披露目し、直接「これからもお付き合いやご指導をよろしくお願いします」と挨拶することができるのです。少人数を招待するスタイルなので、ゲストも新郎新婦を間近で見て、歓談できるので喜んでもらえるにちがいありません。新郎新婦の二人も「これから二人での新しい人生が始まる」という気持ちがより一層強くなりますね。その後何年か経ってからも「あの頃お義父さんも若かったね」、「○○さんのスピーチ盛り上がったね」、「あの日は楽しかったね」など素敵な思い出になるのではないでしょうか。

上記、ホテル椿山荘東京のウェディングプランは、Pridalからご利用可能です。
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