愛する彼からのプロポーズ。嬉しいはずなのに何故か心が弾まない、もしもそんな状況に陥ってしまったのなら、それはマリッジブルーのはじまりなのかも知れません。そこで今回は、結婚を脅かすマリッジブルーへの対処の仕方をご紹介したいと思います。
もしもマリッジブルーになってしまったら?その原因と対処法は?
マリッジブルーのままで大丈夫?
新しい環境に身を投じることになる時、少なからず不安を感じたり、躊躇してしまうことは、誰にでも経験のあることかも知れません。しかしマリッジブルーのまま結婚に踏み切ってしまっても、果たして大丈夫なのでしょうか?
カリフォルニア大学のThomas Bradbury氏ら心理学研究チームが行った、「マリッジブルーと離婚の関係について」の興味深い調査結果を見るなら、マリッジブルーがいかに結婚への脅威となるものなのかが理解できるのではないでしょうか。
既婚者464人を対象に行われたこの調査では、マリッジブルーになった女性は全体の38パーセントでした。結婚後4年以内に離婚した女性は、マリッジブルーにかからなかった女性が8%なのに対して、マリッジブルーになってしまった女性は19%と、離婚率からすると2倍以上も上回っていたのです。
つまり、マリッジブルーのまま結婚すると、離婚の可能性が高くなるということが明らかにされました。
マリッジブルーの原因はなに?
結婚したら、幸せになりたいと願うのは当然の事でしょう。しかしそのためには、二人のたゆまぬ努力が必要になります。
まず、幸せな結婚への第一歩として、マリッジブルーの原因を取り除くことから始めてみるのはいかがでしょうか?マリッジブルーの原因となるものには、下記のものが当てはまるでしょう。
- 彼が結婚の準備に協力的ではない
- 結婚式に対する思い入れがお互いに異なる
- 結婚後の生活(経済的な問題も含めて)が不安
- お互いに忙しくて、なかなか結婚準備が進まない
結婚式の準備が思っていた以上に大変で、心が挫けそうになってしまう女性も多いようです。それに加えて、男性が率先して準備をしてくれないと、「もう結婚なんてムリ!」という状況に陥ってしまうなんてことも。
また、経済的に結婚式を挙げた後の生活のことが気に掛かってしまう方もおられるのではないでしょうか?特に、結婚が決まって寿退社することになった女性には、将来への経済的不安が少なからずあるかも知れません。
マリッジブルーの原因を取り除いてハッピーな結婚へ!
もしも上記の様な問題がマリッジブルーの原因となっているのであれば、思い切って結婚式をシンプルなものにしてみるのも、一つの対処法と言えるでしょう。
最近では、フォトウェディングというシンプルなウェディングスタイルも定着しつつあります。いわば人生の晴れの日である結婚式ですが、その結婚式が二人の重荷になってしまっているようではいけませんよね。もちろん、どんなウェディングスタイルにするかはパートナーとよく話し合い、お互いの意見や気持ちを考慮して決定する必要があるでしょう。
しかしそうする事で、それまでのマリッジブルーの状態から抜け出すことができ、幸せな結婚生活が送れるようになるのであれば、一考の価値はあるのかも知れませんね。
http://www.businessinsider.com/brides-cold-feet-lead-to-divorce-2012-9?IR=T& (外部リンク)