婚約破棄の理由は色々あるけれど・・・

婚約したと思ったら、一転して些細な原因でアッサリ婚約破棄に至るカップルも決して少なくありません。恋人同士として付き合っている間は、さほど問題にならなかったことでも、結婚をして一生暮らすとなると話は別。大きな障害として立ちはだかることが往々にしてあるものなのです。

最近では女性側から 婚約破棄するケースが増えています。そこで、今回は、男性が婚約破棄される原因についてご紹介していきます。世の男性諸君は、必読ですよ。

1. 男性の浮気が発覚したから

結婚をすると、もう独身時代のように異性と交際ができなくなります。また婚約後に、より心惹かれる相手と出会ってしまい、感情を抑え切れないくなる場合も少なからずあります。

「結婚するから、もう遊べない。それなら今のうちに・・・」と好きでもない女性と浮気をしたりする男性もなかにはいます。また、婚約以前から複数の女性と交際していたことがばれるといった例もあります。女性は結婚すると決めると、結婚まで純粋に相手を想う傾向が強いといわれています。そんな女性にとって、パートナーの浮気を許せないと思うのは当然なのかもしれません。

2. 男性のウソが発覚したから

恋愛中はどうしても自分を良くみせようと、学歴や経歴、収入などを“盛って”しまうことがあります。「相手に自分をよく見せたい」という心理は、誰もが少なからず持っているものですし、婚約に至るまでの間にたいていはバレてしまいます。ところが、ウソがウソを呼び、後戻りできないことになることも・・・。

「騙すつもりはなかった」「いずれは話すつもりだった」といっても、後の祭りです。なかでも借金など金銭問題に絡んだウソは致命傷になりかねません。程度に差はありますが、一度沸いた不信感は並大抵では拭えません。許してもらうためには、結婚を一度白紙に戻し、ゼロからお付き合いを始めるくらいの覚悟が必要になるかもしれません。

3. 男性が結婚準備に非協力的だったから

結婚式の主役はやっぱり女性。多くの女性はこの日のことを幼い頃から憧れています。そのため結婚式への思いは男性に比較すると強く、会場の選択、衣装の選択、料理の選択などひとひとつにこだわり、決定するまでに費やす時間も労力も、男性が思っている以上にかかることも少なくありません。その結果、男性の態度や行動がどうしてもおざなりになってしまうことが多いようです。そうしたことが重なると、「私との結婚に対して真剣ではない=私に対しての愛情が薄い」と思う女性も少なくないようです。主役である女性の気持ちを察し、サポート役に徹するくらいの度量の大きさを見せたいものです。

4. 相手の家族と合わなかったから

婚約が決まると、相手との家族との付き合う機会も必然的に増えます。家風、個々の性格など、どうしても合う合わないが出てきます。同居するにせよ同居しないにせよ、女性にとって嫁ぎ先の家族との付き合いは、程度の差はありますがプレッシャーを感じるものです。そう悩んでいるときに、「長い付き合いになるんだから、上手く付き合ってよ」と、女性にその責任を背負わせてしまうのはNGです。「結婚して、嫁姑問題がおきても何も手助けしてくれないのでは」と思われかねないからです。婚約者と自分の家族との橋渡し役を務めるくらいの覚悟は持ちたいものです。

5. 趣味・嗜好が違ったたから

恋人同士の間はお互いの趣味や嗜好の違いもさほど気にならないものです。ところが、婚約して結婚が現実味を帯びてきた時から、少しずつ相手の趣味や嗜好、価値観の違いが目につくようになり、「彼氏ならば許せるけれど、夫としては許せない」と思うことがあります。趣味や嗜好はなかなか譲れないところでありますが、これから一家の長となるわけですから、譲るところは譲る、譲れないなら、相手が納得するまで説得しましょう。

6. 両家の親同士の考え方に大きな隔たりがあったから

昔ほどではないですが、結婚は家と家との結びつきという側面があります。挙式を例にとっても和式、洋式、招待客の数、将来的にどちらの両親と同居するのか否か・・・。具体的な結婚話になると、両家の考え方の違いが浮き彫りになり、最悪の場合は婚約破棄に至ることも珍しくありません。しかし、親が原因で結婚破棄なんて、やるせないものです。そんなときは、面倒がらずにきちんと向きあい、ひとつひとつの問題を二人で協力しながら解決するようにしましょう。そうすることよって、二人の信頼関係もきっと深まっていきます。

7. マリッジブルーになってしまったから

たかがマリッジブルーという意見もありますが、そのまま不安感から抜け出せずに妻になる自信がなくなり、女性から婚約破棄してしまうことがあります。女性が結婚生活に不安を感じていることを、男性がしっかり理解し、温かく見守ったり、その不安を解消するよう努力する姿勢を見せることで、気持ちのモヤモヤを取り除くことができます。くれぐれも冷たい態度をとったり、おざなりな対応をしたりするのは禁物です。

以上。婚約したからといって浮かれていてはいけません。婚約破棄されないように十分気をつけてください。