結婚通知状は、結婚の報告や名前や住所の変更を知らせるために送ります。一般的には結婚式の後1ヶ月後を目安に出しますが、秋~冬に結婚した場合には、年賀状と合わせた結婚通知状を出すとタイミングがいいですね。とくに結婚式や披露宴をしていない場合は、結婚したことや相手の名前を知らせるため結婚通知状はより大切です。必ず出すようにしましょう。今回は中でも人気の写真入りの結婚通知状についてご紹介しましょう。年賀状を兼ねたスケジュールで考えてみます。
結婚報告を合わせた年賀状を元旦までに届くように出すためには何をいつまでにすればいいのでしょうか?ネットなどで業者に発注する場合は、発注から最短で1週間はかかりますので早めに手配するようにします。
~11月下旬 送付リストの整理をする
今後の年賀状のやり取りの基本になるので、しっかりと送付リストを作っておきましょう。
- 挙式披露宴、二次会に出席した人
- 披露宴に招待したが出席できなかった人
- 結婚祝いをもらった人
- 仕事上の関係で結婚を知らせたい人
- 披露宴、二次会に招待できなかったが年賀状をやり取りしている人
11月下旬~12月上旬 写真を選ぶ
結婚通知状にはどのような写真やデザインを選んだらいいのでしょうか?たくさんの結婚式や新婚旅行の写真の中から選ぶとなると、迷ってしまいますね。フォト結婚報告ハガキ「INTER LIFE」の朝位さんにアドバイスをいただきました。
写真とデザイン、どちらを優先させるのか決める。
「お気に入りのデザインがあればそれに合う写真を選び、お気に入りの写真があれば色・雰囲気などが写真に合うデザインを選びましょう。」(朝位さん)
複雑なデザインで注文するなら、衣装や背景などはシンプルな写真が引き立つ。
「シンプルなデザインであれば、多少複雑なお写真でも大丈夫です。基本的にはシンプルなお写真の方がデザインを選びやすいかと思います。」(朝位さん)
複数写真なら同じような写真を選ばない!ことがポイント
「同じ写真が並んでしまうとどうしても単調なデザインになりがちです。できるだけバリエーションのあるお写真を選ばれることが良いかと思います。」(朝位さん)
結婚式をしていない場合は、旅行に行った時や自宅での写真、共通の趣味の写真などがあれば二人の雰囲気が伝わりますね。
11月下旬~12月上旬 はがき印刷を発注する
内容は「結婚の報告」「新居の住所と連絡先」「二人の名前」「今後のお付き合いのお願い」を入れます。
12月上旬 手書きコメントを記入する/自分で行う場合は宛名印刷 or 宛名書きをする
結婚式に出席できなかった人、招待できなかった人や仕事関係の人などには「結婚しました」という報告を、結婚式に出席してくれた人には、「出席してくださりありがとうございました」という一言を手書きで添えます。
12月15日~25日 投函する
なお結婚式の前後に身内に不幸があった場合や、相手が喪中の場合は、「松の内」の明ける1月8日頃~2月4日(立春)に「寒中見舞い」というかたちで結婚通知状を送ることになります。
二人の名前で出すはじめての年賀状。結婚報告や新年のあいさつもメールで行われることが多くなったものの、結婚報告を合わせた年賀状なら「おめでたい」感も2倍になって受け取る側もうれしいですね。
協力・参考