結婚式は二人の門出を祝うセレモニー。新しい人生のスタートに相応しい演出が散りばめられていますね。二人の誓いの第一歩であるプロポーズの言葉と演出法は、もっとも大事なことです。結婚生活にも影響しますから、結婚するという覚悟をしっかりと伝えながら、女性が喜ぶロマンチックな演出を心がけましょう。また、プロポーズの言葉は、シチュエーションによって効果も高まります。以下に、女性が喜ぶ演出・シチュエーションを挙げてみましょう。
取材執筆したウェディングプランナーや、結婚をテーマに取材執筆したカップルの事例も交えています。
1 誕生日に婚約指輪をプレゼント
誕生日当日。周囲に祝福されて嬉しい反面、結婚願望が強い女性にとって「また一つ年をとった」という寂しさも湧き上がってきます。そこで恋人の誕生日にプロポーズすると、彼女のメランコリーも解消され、同時に「誕生日にプロポーズされた」という一生の思い出にもなります。恋人の誕生日という自然なシチュエーションでプロポーズできますから、プロポーズする男性も「申し込む」という重責から解放されますから、男女共に人気が高くなっています。「ハッピバースディー」に婚約指輪をプレゼントされたら、ほとんどの女性は胸キュンです!
2 夜景が美しいレストランでロマンチックなプロポーズ
多くの女性は、夜景が綺麗なレストランが好きです。ロマンチックをかきたてる要素がたっぷりですから。会う前から、二人きりの物語を思い浮かべることもできます。夜景が見える絶好のロケーションを生かすには、プロポーズの言葉も重要。「夜景よりも綺麗な君と一生過ごしたい」という“恋は盲目”的なセリフもいいですね。もし気の利いたプロポーズの言葉が出てこない場合は、夜景という絶好のシチュエーションを味方にして、シンプルに「結婚してください」も大いに効果があります。
3 二人で結婚式に出席した帰りに、プロポーズ
サプライズが苦手で、自然にプロポーズしたい人にオススメしたいのが、どちらかの親族あるいは友達の結婚式の帰りに、ウェディングで高揚した気持ちを大事にしながら、プロポーズする方法。カフェやバーでもいいけど、夜の公園もロマンチック。二人一緒に出席という機会はなかなかないかもしれませんが、「素敵な結婚式だったね」と相手に共感をもたらすようなシチュエーションなら、スムーズにプロポーズできますね。
4 二人の思い出の場所
二人の時間と空間を共有した大切な思い出の場所では、愛情だけでなく、お互いにとっての存在の大きさを確認し合えるものです。二人で一緒に生きていこうと誓う場所として、最適。言葉はもう、いらない。ただ二人で生きていくだけ。強い決意で絆も深まるでしょう。
5 『サプライズ!』で驚かせる方法~レストランスタッフなど第三者の協力
恋人がサプライズ好きなら、プロポーズも“イベント”にしましょう。ホテルのレストランスタッフに協力してもらって、成功した事例を紹介します。
レストランで料理を楽しんだ後、男性が席を立ってから、女性がホテルマンに館内を案内してもらったそうです。ある部屋の大きな扉を開くと、そこはチャペル。女性の大好きな曲がBGMで流れると、チャペルの奥に、男性が花束を胸に抱いて、優しい笑みを浮かべながら迎えたそうです。そしてプロポーズ。「花束と一緒に、夢のようなシチュエーション!」と感動。もちろん、その場で承諾。このときの花束のリボンをホテルから取り寄せて、ウェディングドレスに添えたというハッピーなエピソードも素敵ですね。