結婚に関する情報をネットで調べてみると、必ずといっていい位、刺激的な言葉に辿りつきます。 それは、「新婚なのにセックスレス」 セックスの問題は、古くて新しい、いつの時代でも語られている問題のようです。

セックスのために結婚したわけではないという現実

コンドームメーカーの相模ゴム工業がホームページで発表している「ニッポンのセックス」（2013年1月：全国14,100名：Web調査）では、結婚または交際相手がいる、セックスをする相手がいる人に対して、その相手と1ヵ月にどの位セックスをしているのかを質問しています。その解答は、全体の平均回数は2.1回。年代別では20代が4.11回で最も多く、30代が2.68回、40代が1.77回、50代が1.38回、60代が0.97回となります。この回数から、おおよそ20代であれば週1回、30代であれば2週間に1回、40代以降は月1回ほど、セックスをしていることになります。

このような実態を、セックスレスと感じている人は既婚者の55.2％、交際中では29％が「セックスレスだと思う」と回答しています。これを性別・年代別にみてみると、20代男性では36.6％、30代男性では52.6％、20代女性では36.5％、30代女性では54.0％がセックスレスだと回答しています。これは年代が上にいくに従って高まる傾向がみられます。つまり、もっと結婚したらセックスをするものだと思っていた人が多いのです。でも現実はそうでもないようです。そこで、「新婚なのにセックスレス？」という悩みが出てくるようです。

相手がその気になってくれないから、セックスレスに

セックスレスだと感じている人の中で「もっとセックスをしたい」と言う質問に対しては、男性の75.2％が「したい」と回答しているのに対し、女性は35.8％という結果に。全世代を通して男性の「したい」願望は女性を上回り、年を追うごとにその差は広がっています。セックスレスになっている理由としては、男女共に「相手がその気になってくれない（平均40.3％）」がもっとも多い結果になりました。20代・30代女性は「忙しくて時間がない・疲れている・子供や家族がいて機会が少ない」という回答も多くありました。

また、「セックスをするきっかけがない」という回答も比較的高くなっています。ここに解決のヒントがあるように思います。

相手に気持ちをきちんと伝える努力が大切

セックスレスという不満をもっている人の多くが、パートナーとのコミュニケーションがうまくいっていない、つまり「やりたい」という気持ちを伝えるのがうまくいっていないようです。また、「忙しくて時間がない」という回答も、家事を分担したりすることをきちんと話しあっていないようにも思えます。相手に気持ちをきちんと伝える努力をもう少しすれば、解決できそうなものではないでしょうか。

「新婚さんいらっしゃい」での出場記念プレゼントにもなっている「イエス・ノー枕」は、お互いの意思表示を伝えるアイテムとしては最適です。「YES」ならOK、「NO」なら、そのまま就寝。でも時には、「NO」でも交渉次第では「YES」に・・・・。とか二人でルールを決めて使うのもいいと思います。この他にも、お酒を控えたり、肩を抱いたり、スタミナ料理を作ったり・・・。様々なサインを決めて、相手に気持ちを伝えるようにしてみてはどうでしょうか？

セックスレスで悩む前に、長い人生を共に歩むパートナーとして、恥ずかしがらずにきちんと話し合ってみることが大事だと思います。特に女性の場合、セックスをしたいとアピールすることは、けっしてあなたが「インラン」なわけではありません。女性として妻として当然の権利なのですから。