「女性にとって最も大切なことは、子供を二人以上生むことです」??―大阪の中学校長発言から、これから結婚を決めようとしている人が学べること

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Photo:Taro the Shiba Inu

中年おじさんも、新聞でこの部分が目に入った時、目が点になりました。個人がどのような信条をもつのも自由ですが、市立高校の校長という肩書のある人が、全校集会という公の場でこのような発言をすれば「セクハラ」「パワハラ」といって非難されるのはわかりきったことでしょう。

少し言葉遣いに注意し、「子供をうみ育てることが、仕事でキャリアを積むことと同様、人生においては価値があります。それは女性にとっても男性にとっても同様に、とても価値のあることです」と言い換えることもできたのではないでしょうか。

「一億総活躍社会」というスローガンにより、家事と子育てに生きがいを感じる女性も含め、女性全員が外で仕事をしなければならないかのような錯覚にとらわれている傾向があります。安倍総理は「一億総活躍社会」の特徴を「一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができる社会」としています。

女性も男性も自分の人生をどう生きるかを自分で決めることができる自由な、多様性を受入れる社会を理想としていると読み取れます。校長たるもの、自分の道徳的な主義主張を子どもたちに押し付けるのでなく、さまざまな選択肢を示して、「あなたならどうしますか」と子どもたちにボールを投げる方がよかったのかもしれません。

教育委員会は処分を検討しているようです。バカな校長、首にしろ!というのは簡単です。でも、実は、この新聞記事から、これから結婚を決めようか、と考えている人が学べることが2つあります。

index 目次
  1. レッスン1:「木を見て森を見ず」にならないように
  2. レッスン2:今日もポチがワンという?

レッスン1:「木を見て森を見ず」にならないように

実は、私たちは、この校長先生の真意を誤解しているのかもしれません。「2人以上出産、女性に最も大切」という見出しだけをみれば、この校長がいかにも時代錯誤なことを言っているように感じます。メディアは人の注目をひくために、前後の文脈をとばし、人騒がせな見出し、表現、画像、動画等を使う傾向があります。この校長が述べた全文を読めば、「少子化を防ぐことは、日本の未来を左右します」というのが結論だということは一目瞭然です。

この校長は、表現に問題はあるものの、少子化を憂い、夫婦が助け合いながら子育てに励み、自分の親から受けた恩を、子育てによって恩返しすべきであり、しかも男女ともしっかり学問もしなければならないという点では、極めて妥当なことを述べています。

「木を見て森を見ず」になるべきではありません。結婚しようとする女性にとって(将来の)舅と姑、特に姑は目の上のたんこぶ、可能な限り接触を避けたいと思う人もいるかもしれません。(将来の)姑の言葉や態度に傷ついたという方も多いものでしょう。そんなとき、「あっ、これは『一本の木』に過ぎないんだ。この姑も大局的にみれば、緑がいっぱいの心やすらぐ森に違いない」と考えてはどうでしょうか。

いやな言葉やとげのある言葉は聞こえなかったことにし、こちらから目上を慕う気持ちで接するのがコツではないでしょうか。舅や姑の一挙手一投足ではなく、全体、特によい点を探して注目するようにするのが波風をたてない最善の策です。小生が結婚する前も、新居が小さな2LDKの賃貸アパートということで家内の親族から色々批判の声がありました。でもそれは「一本の木」でしかなく、全体としてみれば、現在も変わりなくお世話になっています。

レッスン2:今日もポチがワンという?

職場でもこの手の「セクハラ」「パワハラ」まがいの言葉を発する上司や同僚もいるかもしれません。結婚後も仕事を続けようと思っている女性も多いのですが、「寿退職」をほのめかされたりすることもあるかもしれません。勿論、極めて悪質な場合には、社内の相談窓口や弁護士等の専門家に相談する必要もあるでしょう。しかし、「セクハラ」か「パワハラ」か単なる冗談か、あいまいな、いわゆるグレーゾーンも多いのが実情です。そんな時、あまりに敏感になり、ちょっとした言葉や態度をとらえて「セクハラ」「パワハラ」と大騒ぎすると、却って白い眼でみられ、職場にいづらくなることも現実社会では多いかもしれません。

小生の職場でも小生に皮肉を言ったり、面と向かって厳しい言葉を遣ったりする方もおられます。勿論立腹しますが、ここで言い返せば、自分は相手と同じレベルになりさがってしまいます。そこで2つのことをします。

1つ、注意されるからには何かこちらに非があるのかもしれません。考える機会を与えて下さってありがとうございます、と一礼。そう、大人の対応をするわけです。2つ、レベルの低い人はそれでもしつこく、ねちねちと言うでしょう。そういうときは、何を言われても、ポチ(小生が昔に飼っていた犬の名前です)がワンワンと吠えている、と思い、「あ、そうですね」と言いながら、無視することにしています。

結婚となると、やはり、家と家のつきあい、親戚づきあいは切ろうとしても切ることができません。それなら、それをうまく活用する方法を考えた方がいいですね。この校長先生もうまく付き合えば、いい人なのかもしれません。それとも、ポチかも?

Text by:米田米作

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